名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.251 〜自分と二人きりでいる時間〜

2016.11.10  【233日連続投稿】

 

職場の学校では、文化祭が終わって落ち着いた日々になっています。

 

文化祭の関係の時間割変更で、久しぶりだなぁと思う授業があったり、特に何かやれないといけないことが目の前に迫っていないこともあり、学校全体として穏やかな雰囲気になっていると感じます。

 

なんとなく過ごしている感じもする反面生徒一人一人と接する時間が長くなっている気もします。

 

それまで文化祭にエネルギーを使っていた分、他に使えるようになっているのかもしれないな。

 

それは仕事だけじゃなく今の生活に置いても同じことが言えていて、文化祭がある1〜2週間は早くても20時過ぎに帰宅。人に会ったりしてるとさらに遅くなって終電近くに帰宅とかありました。もちろん、自分が好んで会ってるから気持ちよく帰ってきて寝てまた次の日元気に出勤します。ただ事実として、一人でいる時間をそんなにつくってなかったなぁと思いました。

 

一人でいることは結構僕の中では大切なんだろうか?と思うことが多くなってきた。大学生の頃は一人でいることが必要だったと思っていた。授業サボって、一日中家に引きこもってたりしてたね。

 

今はなかなか一日引きこもることはできないし、やりたいとも思わないけど、一人の時間はやっぱり大切なんだと思います。

インタビューゲームを始め、他人と対話することで気付くことが多いのはもちろんあって有意義な時間で必要なものだと思うんだけど、もっと必要なのが一人でいる時間だと思います。いや、一人でいる時間というより、一人でいられる時間と言った方がしっくりくるな。

 

誰とも会わないから会えないから一人でいるんじゃなくて、一人でいたいから一人でいるみたいな。なんだか、引きこもり気質なのかなと思うけど。笑

自分とふたりきりでいたい。そんな感じ。

 

一人でいると話し言葉にできないけど、自分だけの言葉があると感じられる。

僕にとってはまさに今ブログを書いている時は、自分だけの言葉を文字に起こして可視化している最中といった感じの時間だと思います。

 

そういう時間があるから、少しずつ大切なことが見えてきそうというか、掘り起こしてきている感じがする。

外に見つけに行くんじゃなくて内に見つけようとする姿勢が大切だと思います。

 

やっぱり僕は一人でいるんだけど、誰かと話しているように、自分と話している「自分と二人きりでいる時間」を大切にしていきたいなと再確認しましたとさ。

 

最後に最近読んだ「ひとり」(著:吉本隆明)の本からいい感じで書いてある言葉を書き残したいです。

 

人は誰でも、誰にもいわない言葉を持っています。沈黙も、言葉なんです。樹でいったら、地面の上に見えている枝葉じゃなくて、見えない根の部分が言葉にもあるんですよ。

 

15歳の寺子屋 ひとり

 

おわり。