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名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.319 〜見守れない状況からの気づき〜

2017.01.26  【311日連続投稿】

 

特別支援学校には、自立活動という授業があります。

 

端的に言えば、個々の障害によって起こる困難を改善・克服するための指導の時間です。

 

その時間では、通年で担当する生徒が決まっており週に2コマ担当の生徒とみっちり関わります。

 

私は、2人の生徒を同時に見るのですが、それぞれやることが異なっているので、なかなか2人とも平等に時間を割いて見ることが難しいなと思い続けていました。

 

しかし、今日「見る時間を平等に取らなくてもいいじゃん」と思えて、むしろ今まで生徒の成長よりも上手く授業を回せたかどうかというところばかりを見ていた気がしました。

 

さらに言えば、待つことや私が何もしないことが大切だと思っても、指示を出したり手伝ったりしていて学ぶ機会を奪ってしまっていたのかもしれないと思いました。

 

今日は、2人のうちの1人は、教室から出てボールを使って体を動かし、もう1人は、教室の中で文字のパズルを使って、私が出したお題の単語をパズルで並べることをしました。

 

教室から出ている生徒を1人にしておくことはできないため、パズルをしている生徒はほとんど見ておらず、できたら私に見せに来る体制にしました。

 

今まで同じ教室にいると、まだできていないのにと「廣安先生」と私を呼んで「分かりません」と言うので「どこが間違っていると思う?」など質問したりやりとりをするのですが、今回はできていなかったら、「はい、こう一回やり直しておいで」とだけ伝えて、教室に帰しました。

 

正解すると、「イェイ!」とハイタッチするのがいつの間にか恒例になっています。この時、その生徒の様子がよく分かります。心ここに在らずのようなハイタッチをするとき、テンションが高くめちゃくちゃ喜んでいるときなど一目瞭然です。

 

私にあれこれ言われて正解した時は、心ここに在らずのハイタッチの時が多いです。

しかし、今日のハイタッチは全部めちゃくちゃ嬉しそうでした。

その生徒と直接関わっている時間は50分中で計10分ないほどでしたが、僕が見た限り本人は楽しそうと言うか充実してる感じに見えました。

 

文字パズルの問題は3問出しましたが、1回ミス→4回ミス→ミスなしでした。

ミスしても自分の力でやり切ったことが嬉しかったのかなぁと思います。

 

文字パズルの後には、体の緩めを行うと予め伝えていて、文字パズルのが終わった時に僕が指示を出す前に自らバランスボールを使ってリラックスしていました。

 

今までその子にたくさん関わってきたことを振り返ると、今日はその子に対して「強制しない・誘導しない・見守らない」を僕はやってたなと思います。むしろ、その3つができない状況だったと言った方が近いです。今まではこの3つをやってました。特に、見守ることは大切かと思っていたけれど、見守らないことがなんか大切な気がしてきました。僕が言う見守らないは放任することではないです。見守らないは、その子ができるできないの境界で見て、最低限の関わりをすることのような気がします。見られたい生徒には、とって見守りは不要です。見守られないとやらないからだと思うからです。今までは、2人を同じ場所で見るように心がけてきましたが、今日は、見守ることが不可能な状況を作ってしまったことから気づきがありました。

 

あくまでも、僕とその子の関係性を前提に書きました。

 

おわり。