名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.329 〜おめでたい席にて〜

2017.02.05  【321日連続投稿】

 

昨日は、中学高校の友人の結婚式(ニ次会)に出席してきました。

 

私は友人の結婚式に出るのは初めてでした。

友人が私よりもずっと大きなオトナに見えました。

 

誰かと共に人生を歩むと決めたことを公にすることが結婚式をやる意味だと、何かの本に書いてあり、心に残っている言葉です。

 

結婚は、男を成長させるって本当なんだなぁと思いました。

 

今まで、お世話になった両親や友人などに感謝し祝福われ、しみじみと懐かしさがあると共に周りの変化に気付いたり、とても影響力がある場所なんだと感じました。結婚・結婚式は人生を変える力があるかもしれないと思いました。

 

新郎の友人が最後の一言が私の心になんだか響いてきました。

「これからも迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」

ありがちな言葉かもしれないが、友人が放つこの言葉にはずっしりとした重みがあったと感じました。

 

結婚おめでとう。

末永くお幸せに。

最後に、この詩を贈ります。

 


『 祝 婚 歌 』しゅくこんか
吉野 弘


二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派過ぎないほうがいい

立派過ぎることは

長持ちしないことだと

気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい


完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうち どちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気づいているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には色目を使わず

ゆったりゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そしてなぜ 胸が熱くなるのか

黙っていてもふたりには

わかるのであってほしい

 

おわり。