2017.03.10 【354日連続投稿】
先日、教師となって初めての卒業式を終えました。
私は高校2年生の所属ですが、3年生の生徒の介助員として卒業生と一緒に卒業証書を取りに行く経験をさせて頂きました。
卒業式は、学校で最も大切な行事ということを初めて知りましたが、出会いより別れが色んな気持ちに触れる機会になると思い、納得しています。
3年生とは、一緒に給食の配膳をしたり、修学旅行に同行させてもらえたりして、3年生の所属でない私でもたくさんの関わりを持たせてもらい、毎日会うのが楽しみな生徒たちでした。
卒業式が終わり数日経つと、時折ぽっかり穴が空いたような気持ちになります。
登校時、スクーバスの迎えに行くといつもいたあの生徒がいない。
楽しくも生徒には一苦労だったであろう給食の配膳の時間にいない。
帰りの時のたわいのない会話がなくなる。
私ですら、寂しさがあるのですから3年生の先生方はより一層のものがあるのではなかろうかと思います。
また、寂しさと共にあるのが、これから先のことに想いを馳せていることです。
卒業生はこれからどんな人生をあるんでいくのだろう。
1、2年の在校生はどんな姿で卒業を迎えるのだろう。
新入生はどんな生徒なのだろう。
お別れの寂しさに浸かってしまわないのは、その先のことがあるからだなぁと改めて思います。
3学期も残り1週間となりました。
どんな一年の終わりを迎えるんだろうか。
おわり。