2017.04.23 【398日連続投稿】
昨日、べてるの家を取り上げた「V.O.P(ベリーオーディナリーピープル)予告編4」の鑑賞会に参加してきました。
寺子屋塾の井上さんと友人の塩坂さんが企画して下さいました。
V.O.Pの鑑賞会は今回で3回目で、今のところ全部参加しており、毎回気づきと優しさを頂いています。
べてるの家については、いつくか記事を書いているのでご参照いただければと思います。
本日のつれづれ no.187 〜第1回 ベリーオーディナリーピープル 鑑賞会つれづれ〜 - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ
本日のつれづれ no.321 〜映画「ベリーオーディナリーピープル」-3度の飯よりミーティング-〜 - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ
今回の予告編4では、有限会社「べてる」で働かれている方々の様子が、主に描かれていたものでした。
病気でありながらも幸せに生きていらっしゃる方々の姿がそこはありました。
「無駄こそが豊かさ」
約80分に及ぶ映像は予告編と呼ぶには長いですが、その中には多くの気づきと優しさが転がっていました。
その中で、私が最も心に残っているのが「無駄こそ豊かさ」という言葉です。
スーパーマーケットの床のワックスがけの仕事をするシーンが出てきます。それぞれバラバラのペースで仕事を進めたり、ワックス液で床をびしょびしょにしてしまったり、お世辞にも効率的にやってるとは言えない働きぶりなのですが、やってる人たちは生き生きとやられているのです。
普段、できるだけ手間をかけず無駄なくやることが無意識的に良しとして働いてしまっていないかと、ふと思い返すシーンでした。
このシーンや言葉が心に残ったのは、豊かさとは何か?というのは大学生の頃にインドに行ったらしたことから気になっているテーマであり、色んな考え方に触れてきました。
「選択の多さが豊かさ」
「時間のゆとりがあることが豊かさ」
などなど。
今までは、色んな考えに対してなんだかピンときていなかったのですが、今回の「無駄こそ豊かさ」というのが私にとってなるほどなと思わせる考えだったのです。
無駄であっても生き生きと生きていることが、住んでいる国が途上国であろうが先進国であろうが、どんな病を抱えていようが、選択できるもので、誰でも豊かさを手に入れることはできるのだと思ったからです。
一人であっても、誰かと一緒にいても豊かであることはできる。
それぞれのペースで生きればよい。誰かがコントロールしようとするから、歪みが生じるのではないかと。
特急電車に乗らず普通電車になって書いていますが、これは一つの豊かさと捉えることができるのは、今回の「V.O.P予告編4」を見たからこそだなぁと思っています。
おわり。