2017.06.07 【443日連続投稿】
インタビューゲームを淡々と続けている私ですが、インタビューゲームをやっているとちゃんと対話していることを感じられると思っています。
《インタビューゲームについては、こちらをご参照下さい》
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インタビューゲームについて - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ
インタビューゲームでは、聞き手と話し手がはっきり役割として別れてインタビューが行われます。会話にスタートは決まってと言っていいほど、聞き手から始まります。聞き手の質問に対して話し手が話していきます。ざっくりと、このようなコミュニケーションを私が毎週通っている寺子屋塾をやられている井上さんは、「話し手主導のコミュニケーションではなく、聞き手主導のコミュニケーションが大切」と話されます。
先ほどの説明した聞き手主導のコミュニケーションに対して、話し手主導のコミュニケーションは話し手が自分の話したいことを話し、聞き手がそれをただ聞いていてるというコミュニケーションです。どちらかがマシンガンのように話し、一方がうんうんと聞いている状態が続いているコミュニケーションとも言えるような気がします。
そういう話し手主導のコミュニケーションをしていると何が起こるかと言いますと、「自分は話したけど、相手に伝わっていない」ということです。
よく言われることですが、「伝えたことと、伝わったことは異なる」ということです。
こういう状況や経験をした時に、もっと上手く伝えるために言葉を選んだり、何度回も伝えたり、話すという方法の中だけで伝わるようにしがちなのではないかと思います。トーク力、スピーチ力などと言われる能力を磨くことも価値あるものだとは思いますが、それは話し手主導のコミュニケーションの場面で輝くものと言えると思います。具体的な例を出すと、大勢の人の前で話す講演会やトークライブみたいな場面には大いに役立つと思いますが、普段のコミュニケーションではいくら話すを磨いても伝わらないことは必ず生じるのではないかと私は思います。
「伝える」のではなく「伝わる」コミュニケーションにしたいのであれば、はやり「聞く」行為は欠かせないものなのではないかと、むしろ「聞く」からこそ伝わるが生まれるのだと思います。
何度も何度も「聞く」と書いていますが、ここで言う「聞く」とは「傾聴と質問」です。
聞き手主導のコミュニケーションと言うことは、相手に質問することからはじまるコミュニケーションということです。それにこの答えによって、相手はどんなことが知りたいのか聞きたいのかなどを知った上で話すから「伝わる」に繋がるのだと思います。相手が知りたいことについては話せばそりゃ伝わりやすくなります。
それに、分からなくても聞くことがコミュニケーションの中に入っているので「ズレ」を聞きやすい環境であることも聞き手主導のコミュニケーションの特徴何だと思います。
聞き手主導のコミュニケーションってことを自分は果たして解っているのか?という「自分への問い」から生まれた今日の記事ですが、今はここまで解っているということでしかないんだと思いながら書きました。
おわり、