名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

中学校でのインタビューゲーム会を終えて

2017.06.12  【448日連続投稿】

 

先日、友人のボンちゃんこと井上太貴さんが部活動の顧問をされている中学校の女子ソフトボール部でインタビューゲーム会をさせて頂きました。

 

《インタビューゲームとは?》

インタビューゲームについて - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ 

 

今までは、住まいのシェアハウス「サムハプ」で個人的にこじんまりとしたインタビューゲーム会を主催していましたが、これからは講師としてお呼ばれする機会が少しずつ増えていきそうです。サムハプでのインタビューゲーム会は、毎月とはいきませんが継続してやっていきます。

 

ボンちゃんとの事前の打ち合わせでは、私が詰めていくべき点としてこんなことがありました。

・インタビューゲームをただやるのではなく、「なんでインタビューゲームをやるのか?」ということを分かりやすく説明すること。→生徒に目的を示すこと。

 

・インタビューゲームを通じて何を伝えたいか?最後の落としどころをどこにするか?

 

・単発の会で、どうすれば中学生に伝えたいことを気づいてもらうか?

 

1ヶ月ほど準備期間がありましたので、何を伝えたいんだろうか?という所に目を向ける時間を多くとりました。過去のインタビューゲームの記事を読み漁ったり、コミュニケーションについての本を読み直したり、動画を見たりなどに時間をかけて、すぐに決めてしまわないようにしていました。

 

自分の中で、コンセプトができてきたのが1週間前でした。自分の中でテーマは「聞く・聴く・訊くがあるコミュニケーションを体験する」でした。(言葉は後で作りましたが、こんな感じをイメージしました。笑)

 

単発の会ということもあり、どうすればより深く体験してもらえるか、ということを考えたところ、普段は20分間のインタビューなのですが、前半10分間お互いにインタビュー→振り返り→後半10分間お互いにインタビューという流れにしました。

 

これは、おそらく質問が出なくて困るであろうことは予想がついたので、相手に質問を投げかけることが難しいことを自覚してもらったあとに、少し質問内容や質問の仕方を考える振り返りの時間を取り、その後残り10分間インタビューすることで少しでも聞くことを体験して欲しいという意図があります。

 

なんとか準備を整え当日にのぞみ、中学1〜3年の生徒と部活動の外部指導員の方を含め22人がご参加下さいました。

 

ボンちゃんの部活動の指導方針がボトムアップ式でチームで話し合うことが多くあるということを聞いてましたので、「今よりももっと深く話し合えたらもっといいチームになると思わない?」という所を切り口にオリエンテーションを行いました。

 

ペアの組み合わせについては、1年生が新しく正式に入部したばかりでちょうど10名いたので、1年生と2,3年生の組み合わせにしました。

 

ルールと注意事項を確認し、早速スタート。

はやり、前半の10分は質問に困っている様子でした。振り返りの時に「インタビューするとインタビューされるどっちが難しいと感じましたか?」と尋ねるとほぼ全員が「インタビューする方」だと答えていました。

その後はワークシートを使って、質問の内容を考えたり、私とボンちゃんがインタビューゲームをした時にボンちゃんが私の自己紹介を書いてくれたシートを読んでもらい、「どんな質問のしたか?どういう風に聞いていったのか?」と投げかけてみました。

 

何人かの生徒に聞いてみると、「なんで?という質問を繰り返しした」「一つのことをついて色んな質問をたくさんした」と気づいて欲しいことに気づいていました。

 

後半の10分で全員が上手くなったかというとそうではありません。ただ、聞く姿勢を意識しながらインタビューをしていたと私は感じました。

中にはとてもユニークな質問が生まれてました。

 「もしあなたが一万円札に写る人物になったら、どんな功績をしたからだと思う?」

「会社をつくるなら、どんな会社にしたい?」

などなど。

テーマに沿って聞いている生徒さんも何人もいました。

 

最後の相手の自己紹介文を書く作業は、はじめこそは多くの生徒が苦戦していたものの全員20分以内に完成できました。

中には、胸が熱くなってしまうようなものもあり、中学生の完成だからこその自己紹介文ができたと思います。

 

今回のインタビューゲーム会で、特に私にとってインタビューゲームで伝えたいことやコミュニケーションについてより一層深まったと思っているので、なにより私が一番得した気分でいます。

 

生徒さんから素敵な感想を頂きたので、また後日匿名でアップしたいと思います。

 

今回、私からやらせて欲しいというお願いをすんなりと受け入れてくださっりご協力頂いたボンちゃんこと井上先生には、本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

もしインタビューゲームをやる機会を頂けるなら、どこにでも行きますので、よろしくお願い致します。

 

今後も、まだまだインタビューゲームを通じて色んなことが解ってきそうな予感しかありません。

 

おわり。