2017.10.15 【573日連続投稿】
細谷功さんの『具体と抽象』を読み始めています。とても読みやすく、文字数も多くないので既に半分くらい読んでいます。
その中で思ったことは、「具体と抽象」というテーマが密接に私たちの生活に繋がっていて、誰もが関係するテーマだということを強く実感しています。
自分自身を理解すること。
他者を理解すること。
目に見えないことを理解すること。
何か自分で作り上げること。
他人と関わること。
などなど...
人間だからこそできることのほとんどは、具体と抽象があるからできることなんだということから出発します。
特に、私の中で思ったのは「読書」についてです。
ある本を一冊読み込むことも大切だけれども、他の本も読むことで理解が深まるという経験がある人は、ある本と他の本の内容が抽象化され繋がりが生まれることから理解が深まるということなんだなということをふと思いました。
しかし、肝心なことはその理解が深まったことからの実践や活用です。実践や活用というのは抽象ではなく具体になると思っていますが、どちらかではなく、セットに捉えることがとても重要なことなのではないかと思うようになってきました。
抽象だけでも具体だけでも「自己満足」に陥るのではないかと思っています。
今後も『具体と抽象』を読み進めていきますが、他に気になっている本も並行して読んでいこうと思っています。
おわり。