2017.10.19 【577日連続投稿】
これから読みたい本の3冊目は、國分功一郎『中動態の世界』-意志と責任の考古学-です。
「中動態とは何か?」
タイトルを見た時にまず思ったことです。
そして見開きの(本文より)のところに書いてあることばからこの本への興味関心が湧き上がってきました。
(本文より)
強制はないが自発的でもなく、自発的ではないが同意している、そうした事態は十分に考えられる。というか、そうした事態は日常にあふれている。
それが見えなくなっているのは、強制か自発かという対立で、すなわち、能動か受動かという対立で物事を眺めているからである。
そして、能動と中動の対立を用いれば、そうした事態はたやすく記述できるのだ。
おわり。