2017.10.29 【587日連続投稿】
環境因果論を越えて(三)
教育に救いがあるとしたら
どんな親から生まれても
どんな環境で育っても
子ども自身の力で
誰でもそれなりの大人に
育ってしまうという事実だ
平井雷太 『見えない学校教えない教育』 プロローグより
上手くいかないことがあるとすぐに、なんで「できなかったのか」と原因を探してしまうことがありませんか?
環境や背景が整ったからといって、全てがうまくいく保証なんてどこにもありません。
病気にかからないように、虫にたべられないようにと農薬をたくさん使われた野菜や果物がよい野菜や果物とは限らないと同じのように。
どんな環境でも育っていく力があり、そこに目を向けることを忘れてしまいがちだから、すぐに原因を探してしまうのかもしれません。上手くいかなくてもそこから学び成長する力があると思えば、原因を探すまでもなく、自分はどうしたいのかが分かっているはずですから。
おわり。