2018.01.20 【669日連続投稿】
最近、「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉を知りました。
どうやら、この言葉は江戸時代に生まれた言葉のようです。
一見、風が吹いたところでなんで桶屋が儲かるのか?と思います。
それにはこんなストーリーがあったようです。
①大風が吹くと砂ぼこりが舞う
②砂埃が目に入って失明する人が増える
③失明した人は三味線弾きになる
④三味線の売れ行きが伸びる
⑤三味線の皮に使われる猫が減る
⑥猫が減るのでネズミが増える
⑦ネズミが増えるので桶をかじられる
⑧桶を買う人が増えるので桶屋が儲かる
というお話があって、「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉が生まれたそうです。
現在では、
あることが原因となって、その影響がめぐりめぐって意外なところに及ぶことのたとえ。
という意味で使われることが多いようです。
どうも、すぐに上手くいかないことがあると直結する原因を探してしまうことがあります。でも、そこで生まれた原因は本当の原因は言えず、その原因もなんからの影響を受けて生じたことなんだと思います。
だから、すぐにこれはこうでこうなる、
というふうには行かないのでしょう。
すぐに問題や課題を解決しようとしたところで、モグラ叩き的にほかの形で問題や課題が出てくると考えられますし、動くだけでもじっくり考えるだけでも良いとは言えず、動き考え時には立ち止まりとしながら、ものごとを見つめることが大切なのかもしれないです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」を聞いて、私が思ったことでした。
おわり。