2018.05.14 【784日連続投稿】
精神科医の名越康文さんの著書『質問です。』には70個の質問があります。
今回はその3つ目の質問に答えます。
003「人は何のために働くのだと思いますか?」
一言でいうと「自分も他人も幸せになるため」という答えになると思っています。
これだと、とても抽象的です。でも、これくらい抽象度が高くていいんだと思うんです。「働くってこと」に関して。そもそも働くってことが何か?から考える必要があると私は考えますし、自分の人生において働くことにどれくらい力を入れたいかっていうのも、自分にとっての「働く」をちゃんと自分自身で分かっていないとできないからです。
少し前は、働く=自分のやったことに対してお金が発生する(稼ぐ、頂ける)ことだと思っていました。労働=働くだと思っていました。しかし、この記事を読んで少し「働く」についての感覚が変わっています。こちらの記事です。(TAIZO SON'S BLOG — はたらくということ)
この中で江戸時代の働き方から働くを捉え直し、働く=「傍を楽にする(はたをらくにする)」ということを言っています。どういうことかというと、お金になることだけが働くことではなく、傍=自分の周りを楽にするためにやることすべてが働くってことだということみたいです。
だから、お金を稼ぐ人だけが働くってことではなく、家事をしている人も働くだし、ボランティアに勤しむ人も働くってことになります。
個人的には、「お金を得る傍楽(働く)」もあれば、「お金を得ていない傍楽」をやっているなと思っています。お金が発生しないと物事は続かないという意見もありますが、それに関しては今回は話がズレるので触れないでおこうと思います。ただ言えるのは、自分は「傍楽」は「自分も相手も幸せになること」ということです。
おわり。