名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.1323 〜VOP予告編④を観て 「社会復帰って何だ?」〜

2019.12.07 【1353日連続投稿】

 

今日は久しぶりにVOP(ベリー・オーディナリー・ピープル)予告編④を鑑賞しました。

 

VOPとは、北海道の浦河にある「べてるの家」のドキュメンタリー映画の予告篇です。

予告編なのに全部で8つあり、今回は85分もあり、もはや映画じゃないのかってつっこみたくなるものです。

 

今回観た予告編④は「安心してサボれる会社づくり」というタイトルで、有限会社べてるの様子や日頃生活している様子のありのままが取られています。

撮影されたのは、今よりも25年ほど前で、有限会社べてるは、精神障害の方が社長を務められており、現在の障害者総合支援法が整備される前から、地域で障害者がいかに生きていくかを先駆的に実践されています。

 

現在は、有限会社から社会福祉法人になり、有限会社べてるでやられていた仕事をおそらくB型事業所でやられていると思います。

 

有限会社として、地域の困りごとが少しずつ仕事になり、地域のスーパーの清掃や配達、病院のごみ収集や食器洗浄などなど、自然と仕事が増えていったようです。

 

主に精神障害の方々なので、毎日決まった時間に起きて、決められた時間を働き、ノルマを達成することは苦手なので、誰かが休んだ時には誰かが代わりに仕事をするという形で、強制されて働くのではなく、自分が働ける時に働くという会社を運営されています。

 

最近は、「障害者が一般就労するためにはどうすればいいのか?」に結構思考が寄ってしまっていて、私の中に「一般就労=社会復帰」と思ってしまっているなと、今日の映像を通してハッとさせられました。

「一般就労も社会復帰の一つの道ではあるだろうけど、一般就労したからといって社会復帰したわけでもない」

その人その人の固有の生き方があって、必ずいろんな苦労あるけれども前向きに生きていく上で、その人が必要とされる場所で生きていけることが大切なんだろうと思っています。

 

「社会復帰って何だ?」

 

これは、時々自分に問いかけたい問いだと思いました。

 

おわり。