2020.02.20 【1427日連続投稿】
よく「聴く」ためには聞き手は一度、自分が白紙しなければなりません。しかし、これがなかなか難しいもので、人はそう簡単に自分を白紙にできないものです。
〜中略〜
白紙の状態で「聴く」といっても、自分そのものを白紙にする事は原理的にできません。そこで、聞き手としての自分を、「本来の自分」と「無色透明な分身」のニつに分けるイメージが役に立ちます。
つまり、「本体の自分」は残しておき、「分身」だけを相手に飛ばして、この「分身」が白紙の状態で「聴く」ことにするのです。
泉谷閑示「あなたの人生が変わる対話術」p.65〜66
おわり。