名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本日のつれづれ no.488 〜キャンプでの一コマ〜

2017.07.31 【497日連続投稿】 7月29.30日に愛知県の知多郡美浜町でキャンプをしました。 場所は、中日小野浦キャンプバンガロー村。 バンガローが立ち並び、私たち以外にも家族ぐるみで来る方々が多くいらっしゃいました。 子どもが私たちの周りを水鉄砲し…

本日のつれづれ no.487 〜私であること。私でないこと。〜

2017.07.30 【496日連続投稿】 私が私であり続けようとしても 誰がと一緒にいると 私ではなくなる。 誰かと一緒にいるのに、私であろうとしすぎると苦しむんだなぁ。 誰がと一緒にいる時は、その時新しい私が生まれる。 その新しい自分を受け入れ、愛する。 …

本日のつれづれ no.486 〜平井雷太『いじめられっ子のひとりごと』②〜

2017.07.29 【495日連続投稿】 悪い環境に染まらないように 環境を整備するから 悪い環境の染まる子どもが育つのだ 悪い環境に染まらない子は 悪い環境の中でこそ育つ 平井雷太『いじめられっ子のひとりごと』より おわり。

本日のつれづれ no.485 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第7章 -自由と身分- ① 〜

2017.07.28 【494日連続投稿】 古き日本を実見した欧米人の数ある驚きのなかで、最大のそれは、日本人民衆が生活にすっかり満足しているという事実の発見だった。それはいかにも奇妙なことに彼らには思われた。なぜなら彼らは、日本は将軍の専制政治が行われ…

本日のつれづれ no.484 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第6章 -労働と身体-⑤〜

2017.07.27 【493日連続投稿】 スエソンは日本人のような容貌は好ましいとはとてもいえないが、そのいやな印象は、「栗色に輝く眼から伝わってくる知性、顔の表情全体からにじみ出てくる善良さと陽気さに接して思わず抱いてしまう共感によって、たちまちのう…

本日のつれづれ no.483 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第6章 -労働と身体-④

2017.07.26 【492日連続投稿】 ブスケによると当時、大人が一人大都会で暮らすのに月に二円七十五銭(十四フラン)、農村なら年に二◯円(百フラン)あればよかったという。だが私たちがこの一節におどろくのは、ブスケの言い分が、いわゆる発展途上国の近代…

本日のつれづれ no.482 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第6章-労働と身体-③〜

2017.07.25 【491日連続投稿】 モースは、明治十年以上にはまだそのまま残存していた徳川期日本人の労働の特質を目撃したのである。むろん、何もせずに歌っている時間を省いて、体力の許すかぎり連続的に労働すれば、仕事の効率は計算上では数倍向上するに間…

インタビューゲーム日記 〜第9回インタビューゲーム会を終えて〜

2017.07.24 【490日連続投稿】 昨日、私が住んでいるシェアハウス「サムハプ」にてインタビューゲーム会を行いました。 《インタビューゲームとは??》 ↓↓↓↓↓↓ インタビューゲームについて - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ 今回は、7人参加して頂き…

本日のつれづれ no.481 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第6章 -労働と身体-②〜

2017.07.23 【489日連続投稿】 昨日の続きです。 昨日の記事はこちら ↓↓↓↓↓ 本日のつれづれ no.480 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第6章 -労働と身体-①〜 - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ むろん彼は、そのような幼い日におぼえたスイス職人の姿を、い…

本日のつれづれ no.480 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第6章 -労働と身体-①〜

2017.07.22 【488日連続投稿】 スイスの遣日使節団としてアンベールが日本に着いたのは1863年4月、紆余曲折を経て修好通商条約をやっと結べたのが翌64年2月、その十ヶ月間の見聞のなかで、彼もやはり、この国が「幾世紀もの間、質素であると同時に安易な生活…

本日のつれづれ no.479 〜渡辺京二 『逝きし世の面影』第5章-雑多と充溢-② 〜

2817.07.21 【487日連続投稿】 バードの記述でおどろかされるのは、それぞれの店が特定の商品にいちじるしく特化していることだ。羽織の紐だけ、硯箱だけ売って生計が成り立つというのは、なんということだろう。もちろん、店の規模はそれだけ小さくなる。と…

本日のつれづれ no.478 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第5章 -雑多と充溢- ①〜

2017.07.20 【486日連続投稿】 200ページ程読み進めて、初めて障害がある方(本書では「按摩さん」として記載)が江戸時代にどのように生きていたのかということが記されていた。 在りし日のこの国に文明について考えるとき、われわれは、それがいかに雑多で…

本日のつれづれ no.477 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第4章-親和と礼節-④〜

2017.07.19 【485日連続投稿】 「都会や駅や村や田舎道であなたがたの国のふつうの人びとと接してみて、私がどんな微妙なよろこびを感じたことか、とてもうまく言い表せません。どんなところでも、私は、以前知っていたのよりずっと洗練された立ち振る舞いを…

本日のつれづれ no.476 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第4章-親和と礼節-③〜

2017.07.18 【484日連続投稿】 通商条約締結の任を帯びて1866年来日したイタリアの海軍中佐ヴィオットリオ・アルミニヨンも、「下層の人々が日本ほど満足そうにしている国はほかにはない」と感じた一人だが、彼が「日本人の暮らしでは、貧困が暗く悲惨な形で…

本日のつれづれ no.475 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第4章 -親和と礼節-② 〜

2017.07.17 【483日連続投稿】 解放されているのは家屋だけではなかった。人びとの心もまた解放されていたのである。客は見知らぬものであっても歓迎された。ユドルフ・リンダウは横浜近郊の村、金沢の宿屋に一泊したとき、入江の向い側の二階家にあかあかと…

本日のつれづれ no.474 〜今宵はビール飲み比べ①〜

2017.07.16 【482日連続投稿】 今宵は、寺子屋塾にて未来デザインのワークショップの後に、ビール飲み比べをしました。 本日のラインナップ ・インドの青鬼(ヤッローブルーイング) ・The MOLT'S(サントリー) ・キリンクラシックラガー(キリン) ・Heineken(ハ…

本日のつれづれ no.473 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第4章 -親和と礼節-①〜

2017.07.15 【481日連続投稿】 私が大学三年生の時インドに行ったときに多数の物乞を見かけました。物乞というのは、社会的に経済的・社会的にドロップアウトした人々なんだろうなと思っていましたが、江戸時代の物乞は、私がインドで見た物乞とは異なる物乞…

本日のつれづれ no.472 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第3章-簡素とゆたかさ-④〜

2017.07.14 【480日連続投稿】 彼(モース)は1877年、日光を訪ねた帰りに通った栃木県の寒村についてこう書いている。「人びとは最下層に属し、粗野な顔をして、子供はおそろしく不潔で、家屋は貧弱であったが、然し彼らの顔には、我国の大都市の貧民窟で見…

本日のつれづれ no.471 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第3章 -簡素とゆたかさ-③〜

2017.07.13 【479日連続投稿】 ものに溢れている現代に、ものがあれば幸せってわけじゃないよと言っているかのよう。ものに囲まれた生活をしていた当時(幕末〜明治初期)の欧米人が、日本人の暮らしを見て思うことは、現代の日本人が当時の日本人の生活を見…

本日のつれづれ no.470 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第3章 -簡素とゆたかさ-②〜

2017.07.12 【478日連続投稿】 江戸時代は、幕府が各藩に重い税をかけていたイメージがあります。小学生で習う参勤交代も「藩の財源を削るため」と習った気がします。そのような中での、人々の暮らしは天領(幕府管轄の土地)と藩領とでは金銭面での大きな違…

本日のつれづれ no.469 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第3章 -簡素とゆたかさ- ①〜

2017.07.11 【477日連続投稿】 日本が地上の楽園などであるはずがなく、にもかかわらず人びとに幸福と満足の感情があらわれていたとすれば、その根拠はどこに求められるのだどうか。当時の欧米人の記述のうちで私たちが最も驚かされるのは、民衆の生活のゆた…

本日のつれづれ no.468 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第2章 -陽気な人びと- ④〜

2017.07.10 【476日連続投稿】 オールコックは封建的日本の忌憚ない批判者であって、日本があたかも楽園であるかのようなイメージが普及していることに常に苦々しい思いを抱いていた。「長い間流布されてきたユートピア的な日本観は、日本についてよく知るに…

本日のつれづれ no.467 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第2章 -陽気な人々-③〜

2017.07.09 【475日連続投稿】 江戸時代の大人が子どものように無邪気だった様子が読み取れる一部を抜粋しました。 1870年から74年まで福井藩校や東京の大学南校で教師をしたグリフィスにとって、「成人して強壮な身体の日本人が、西洋人なら、女の子はエプ…

本日のつれづれ no.466 〜よくない時も大切〜

2017.07.08 【474日連続投稿】 これは失敗だったって思うことは、自分自身が思っているに過ぎないことが大半。 というより、自分だけの判断ではそもそも良し悪しなんて分かりっこない。 時には、やってしまったなという感覚を持つことは大切なのかもしれない…

本日のつれづれ no.465 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第2章-陽気な人びと-②〜

2017.07.07 【473日連続投稿】 リンダウも長崎近郊の農村での経験をこう述べている。私は「いつも農夫達の素晴らしい歓迎を受けたことを決して忘れないであろう。火を求めて農家の玄関先に立ち寄ると直ちに男の子か女の子があわてて火鉢を持って来てくれるの…

本日のつれづれ no.464 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第2章 -陽気な人びと- 〜

2017.07.06 【472日連続投稿】 十九世紀中葉、日本の地を初めて踏んだ欧米人が最初に抱いたのは、他の点はどうであろうと、この国民はたしかに満足しており幸福であるという印象だった。ときには辛辣な日本批判をしたオールコックでさえ、「日本人はいろいろ…

本日のつれづれ no.463 〜渡辺京二『逝きし世の面影』 第1章-ある文明の幻影-③〜

2017.07.05 【471日連続投稿】 昨日の記事では、幕末の頃に日本を訪れた外国人の記録から日本をみたら、賞嘆する声が多数あったということを書きました。 本日のつれづれ no.462 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第1章-ある文明の幻影-②〜 - 名前?苗字? ひろ…

本日のつれづれ no.462 〜渡辺京二『逝きし世の面影』第1章-ある文明の幻影-②〜

2017.07.04 【470日連続投稿】 実際に、幕末〜明治初期の日本に訪れた外国人はどのような感想を持っていたのかということに少し触れたいと思います。 エドウィン・アーノルドは以下のように語る。 「私はこう言いたい。あなたがたの文明は隔離されたアジア的…

本日のつれづれ no.461 〜渡辺京二 『逝きし世の面影』第1章 -ある文明の幻影-①〜

2017.07.03 【469日連続投稿】 渡辺京二さんの『逝きし世の面影』を読み深めるためにも、しばらく書き続けていこうかなと思っています。 この本は、幕末から明治初期の日本を外国人からの視点でどんな国どんな生活の営みをしていたのかなどが書かれています…

本日のつれづれ no.460 〜積ん読本紹介 渡辺京二『逝きし世の面影』〜

2017.07.02 【468日連続投稿】 買ったけど、読まずに置いてある本。 積ん読が私にはたくさんあるんですが、現在積ん読期間が最長の本がこちら。 渡辺京二さんの『逝きし世の面影』という本です。 この本との出会いは、私が大学4年生の時に喜多川泰さんという…