僕はずっと進路を決めず、軸もぶれぶれで色々言う割に行動もしておらず
「4月からどうするの?」
と両親をはじめ色んな方々にご心配をおかけしておりました。
4月からは愛知県の特別支援学校で臨時的任用講師として勤めることになりました。
あれだけ色々言ってたのに、結局講師かい!
と思われる方もいらっしゃると思います。
僕の気持ちとしては、一周回って戻ってきたな、という感じです。
3年の頃から、まずは教員になって今の教育現場を経験したいと思ってました。
教採に落ちても、講師からスタートするかとある程度決めていました。
しかし、
教員をずっとやらないのに教員をして何か自分で起こすのは回り道じゃないのか?
講師で食べていけるの?
教員が本当にやりたいこと、行きたい場所なのか?
と色々考え、昨年10月頃から教員以外の進路も模索し始めました。
年を明けると、おそらく教員にはならないと思っていました。
ゲストハウスをやりたいって思ってからはさらに考える幅が広がりました。
白馬には行きたいと思ったけど、行けませんでした。
(今思えば、行動が足りなかったんだと思う)
3月上旬でもう一回白紙に戻しました。
自分はどうしたいんだ?
教育には携わりたい。
生きずらいと感じてる人が、自分を好きになって、自分の人生を生きられる人になってほしい。
どうやって生活の基盤を確保するか。
この3つくらいは変わらないものでした。
改めて色んな人に相談した。
その中で、何か起こそうと思っても、今の僕がすぐに出来るかって言われたらできない。
想いはあってもいいが、結局ある程度身の丈にあったものを選ぶ必要があると感じました。
そして、何か1つ人の役に立てるものを身につけることが大切。
そうしないと、社会人としての信頼は得られない。
実際夢甲子園をやって、学生が出来ることには限界があって、社会人の方のように本当に人に必要とされる人になりたいと思った。
じゃあ、どんな能力を身につけたいのか?
「場づくりできる人。誰もが安心して、自分らしくいていいんだと思える場をつくる人になりたい」
そう思いました。
そこから、教師は毎日が場づくりであるという視点を持てました。
授業、学級、部活動と毎日実践の機会です。
そして、今月の14日に講師登録をする。笑
奇跡的にお声がかかり、特別支援学校に勤めることになりました。
まずは、ここでできることを1つ1つ増やしていきたいと思います。
今の感覚に安心感はほとんどなく、やっとここからだという気持ち。
自分の身の回りに起こること全てが学びだと思って4月から頑張ります。
というわけで、ぶれぶれで元に戻っただけじゃないか!と思う自分もいるけど、
ぶれぶれでもよかったと思う。
それだけ自分と向き合う時間を持てたことは何よりの価値。
(ちゃんとした就活生はとっくにやってたんだろうなぁと思うが。笑)
自分でき決めて動いたことだから、後悔はない。
(それほど動いていなかったことにも後悔はない。)
まだ、色々考えながら進むことが苦手で1つ決めないと動けない人だと自覚した。
でも、社会人になるとそうは言ってられない。
色んなタスクが降り続いてくるイメージだ。
まずは、サッカーの練習と同じように仕事で一人前になる為の修行だ。
これからは前に進むのみ。
学生の廣安祐文とはこれでお別れが、
これからもよろしくお願い致します。
おわり。