今日は、初めて自分が授業を行いました。
数学(という名の算数)の授業を。笑
数学の先生が出張で、
当日いきなりよろしくねと言われました。
ただの自習なのかすら言われず、プリントを渡されただけ。
「結構な無茶振りきたな」と思いました。
でも、逆にやりたいようにやってやろうと思いました。
せっかく、年に1回あるかないかの数学の授業ができるチャンス。
ただ問題を解くだけじゃ面白くないな。
まずは、生徒たちで時間を定めて自分で解く。
(どれくらいできるのかも分からないしね。。。)
その後、4人の生徒全員で答えを揃える。
答えが揃ったら、答え合わせ。
答えの揃え方・話し合い方も任せました。
楽しみに観察していると
上手いように、自分たちで進めていく。
それぞれの答えが異なるときは、
もう一度みんなで解き直したりしていました。
それでも、そろわないときは
みんな自分なりの答えまでのプロセスをホワイトボードを使って解説。
結局、正しい答えにたどり着くことはでず、僕が答えを教えてしまった。
しかし、答えを知るより過程を楽しむことができていたんじゃないかと思う。
それぞれの解説に対して
「そういう考え方もあったのか」
「やり方は違うけど、考え方は一緒なんだ」
とかただ正しい答えを知るよりも、もっと深く大切な気付きをしていて嬉しかった。
みんな異なる障害がある中で、
自分の意見を押し付けたりすることなく、
お互いの意見を尊重していた。
話すのが苦手な生徒に対しては、尋ね方も工夫してみんなが参加していた。
少しだけファシリテーターとして介入して僕自身も学びになった。
なかなか授業を任されることはないけど、
やっぱり授業は楽しいなと思いました。
授業後、1人の生徒が
「先生、体育だけじゃなく数学も教えられるってやりますねぇ」
と声をかけてくれた。
授業するのってやっぱり楽しいなぁ
おわり。