名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.95 〜私とインド ①過去の学びが今に生きている〜

2016.05.07     【47日連続更新】

2015年に2回インドに行きました。

おそらく、インドはこれから何回も行く場所なんだろうなぁと思っています。

これから数回に渡って、

インド経験を通じて、過去の自分と今の自分を違いを綴っていくことにします。

過去の自分と久しぶりに会いました。

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このノートには初めてインドに行った時の気付きや学びを綴ってあります。

2015.02.25  サワスワティー教育センターにて
幼い子どもと接するのがもともと苦手だったが、言語の壁があるとさらに難しいと感じた。まず意志の疎通ができない時にどうしたらいいのか分からなくなる。なんだかぎこちないコミュニケーションが続いた。ふと周りを見渡してみると、みんな笑顔で子どもたちと接していた。「僕自身が心から笑っていないから、ぎこちなさが生まれるのか?」と考えた。心の中で不安とか戸惑いがあったら、それが伝わってしまうかもしれない。確かに、思考は行動に影響する。そう思った後は、言葉が全くわからなくても頷いたりgoodとか簡単な肯定的な言葉をかけて接した。それだけで子どもと僕の関係性が変わったわけではない。けれども、僕自身の心の持ち方が変わったのは自分で分かる。明日も来るし、明日も続けていこう。
2015.02.26   サワスワティー教育センターにて
前日の学びを生かして自分自身がまず楽しもうと臨んだ。しかし、僕たちのグループに昨日のMT(ミーティング)で話に出た。何もしても笑ってくれない子がいた。何もやってもずくに飽きちゃう。もしかしたら、こっちの楽しませてやろうという考え自体が間違っていたんじゃないか?もしかしたら、なんかの障害があるかもしれない。その子の気持ちになれば、急に知らない日本人が来て、一緒に遊ばなければならないと思っているかもしれない。色々考えた。だから、こっちがやらせるという考え方はやめた。もしかしたら、僕らの存在がその子の笑顔を奪っているのかもしれない。それからは、その子を丸ごと受け入れようと思った。みんなはお絵描きしているのに、その子は紙ヒコーキをずっとしていた。最後のネジネジの時もなかなか座らず、紙ヒコーキをずっとしていた。でも無理やり座らせず、座りたい場所を決めてもらったら、素直に座ってくれた。あの子といい関係を築くのは難しかったが、おかげでたくさんのことを学ばせてもらった。こんなに接する中で思考が広がったのは初めて。その子の気持ちのなろうと思えたのは、もしかしたら学校嫌いだった時の経験のおかげかもな。

バラナシというガンジス川が流れている都市で、学校ではなく子どもを預かる施設に行った。

これを読むと、今実際に働いている中で考えていること・感覚に非常に近い。

特別支援学校では、話せない子とも接する。
その子の関心に関心を寄せる感覚は、インドで初めて気付いたことなんだ。

綴りながら、驚いている。
どんな経験もいつか役に立つのかもね。

インドだから、日本だからって関係なく自分の個性がでてくるのかもしれないね。
言葉だけじゃなく、心が通じ合うってことを大切にしていきたいな。

おわり。