2016.06.21 【92日連続投稿】
インタビューゲーム13人目のお相手は、櫻井祐亮さん。
インタビューゲームは、お互い20分間ずつ相手にインタビューし続けます。
今回最も感じたのは、20分間では聞きたいことが聞けなかったという悔しさというか、
あーもっと聞きたかったなぁという感覚が今までで一番強く残った。
相手からいい話はたくさん聞けたし、相手が話したいことを話してくれていた。
でも、
もう一歩、相手の内へ入っていく。
もう一歩、相手との距離を詰める。
もう一歩、歩み寄る質問ができなかった。
何か聞きたいモヤモヤした思いが残り5分くらいずっとあって、
うまく言葉にできないまま終わってしまったのだ。
多分インタビューゲーム自体は20回くらいやってきたんだけども、
うまく聞きたいことを言葉にできない体験を毎回のようにする。
そんなことをしていると20分なんかあっという間だ。
インタビューゲームを通じて、話すより聞くことには意識が向くようになってきている。
聞くことに関して色々気付きがある。
・相手との会話を手掛かりに聞くこと。
・聞いてるつもりになっている自分がいること。
→聞きながら、自分に置き換えたりしてしまったり、相手をジャッジすること。
・聞くためには、相手の関心に注目すること。
・自分の質問で自分の関心を知ることができること。
・その人が答えやすい質問を投げかけること。
・クローズドクエスチョンよりオープンクエスチョンをすること。
などなどパッと思いつくだけでもたくさんある。
でも、これらを全部意識しても20分間で相手を知ることを果たしてできているのだろうか?
インタビューする前よりは知ってる状態だと思うが、
相手はこういう人だという感覚になっていないだろうか?
話を聞いて、この人はこんな人だと思うのが目的ではないし、本質からは遠くなっていると思う。
聞く方こそ、さらに聞くことが生まれる。
だから、さらに深いところで相手と繋がれる。
相手のことが分かったと思った時点でその先はない。
終わりなどなく、ずっと聞くと話すの交換が続くことの方が本質に近い気がする。
何より、毎回のインタビューゲームで終わった後の話が盛り上がるからね。
インタビューゲームが20分間だからこそ、見えてきたことでした。
おわり。