2016.09.29 【191日連続投稿】
今日は仕事終わりに大学時代に知り合った友人と2人でご飯に行ってきました。
最初は、仕事の話とか誰とでもするような話をしていました。
でも、気付くとお互いが話したいこと聞きたいことを話し合えてる会話に変わっていました。
あっという間に4時間近く話していました。
本当に色んな話をしたんですが、話す内容だけではなく、その言葉にどんな想いが込められているか感じられる。その人の人となりが分かる瞬間があると同時に、自分自身の心の声が聞こえてくる。
これって聞いていいのかな?なんて思わず聞くことが自分と相手の関係を築きあげる。
そんなことを感じた楽しい時間を過ごして、帰りの電車を待ちながら綴っています。帰る時間が遅くなるのにとても元気です。笑
最後は、最近は読んだ『聞く力 心をひらく35のヒント』(著:阿川佐和子)の最後に書いてある文章で締めたいと思います。
感動的な話。涙なくしては聞けない切ない話。勇気を与えてくれるような清らかな話。手の込んだ可笑しい話。努力と我慢に満ちた話。つくづくダメな話。情けない話。
人の話はそれぞれです。無口であろうと多弁であろうと、語りが下手でも上手でも、ほんの些細な一言のなかに、聞く者の心に響く言葉が必ず潜んでいるものです。でもそれが、決して「立派な話」である必要はない。声の出し方、ちょっとした反応、表情、仕草、躊躇、照れ、熱意・・・。オチもないような下らぬ話の隙間にも、その人らしさや人格か表れていて、そこに共感したくなるような、なにか小さな魅力があれば、それだけでじゅうぶんです。そして、そんな話をする当の本人にとっても、自ら語ることにより、自分自身の心をもう一度見直し、何かを発見するきっかけになったらとしたら、それだけで語る意味が生まれてきます。
そのために、聞き手がもし必要とされる媒介だとするならば、私はそんな聞き手を目指したいと思います。
おわり。