2016.12.15 【269日連続投稿】
今日は、通っている寺子屋塾 と山本茜さんがやられている本を読んでなくても参加できる読書会「つんどくらぶ」に参加しました。
今回、題材になった本はこちら。
作家の吉本隆明さんが15歳の中学生からの質問に答えるという読みやすい本です。
吉本隆明さんは、生涯で300冊以上出版されたそうで、その中で1番読みやすいかもと言われていると思っています。
みなさんで1章節ほど音読していきました。なんだか気分は、中学高校の国語の授業です。僕が中学高校くらいのことは「音読なんか何の意味があるんだ?」と思っていましたが、声に出すことで言葉がより心に入ってくる感じがしました。この歳になって自分で本を読ん読むようになって分かるようになりました。
そのあとは4人で感想シェアをしました。皆さんはじめましての方だったので、最初は重苦しい雰囲気で始まったのですが、誰かが発言するたびに誰がが呼応するように発言して自然と笑いが起きたらするゆる〜い雰囲気となりました。
30〜40分ほど話しましたが、話の中心にあったことは「人は常に幻想の中に生きている」ということでした。
自分は孤独だ。
自分はダメなやつだ。
自分はあの人から嫌われている。
この世はなんて生きづらいんだ。
自分は凄い。
自分は偉い。
自分はいつも正しい。
全部、自分自身で作り出した幻想という話でした。
幻想は個人、ペア、集団で段階が異なるみたいだけれども、よく分からない。
とにかく、人は常に現実を自分なりに解釈するという幻想の中に生きているんだろうなぁとずっと話していた。
そのことを自覚しているかしていないか。
自覚できていると思った瞬間にそれも幻想になっちゃうんだろうけど、ふと立ち止まる時が大切なんだろうな。
それは、ひとりでも、他人一緒でもできること。自分の中に問いを持つことのようなきがした。
これからやろうと思ったことは、ちゃんと書いたブログを定期的に見返そう。
1週間に一度は見返そう。
おわり。