2017.02.13 【329日連続投稿】
思い通りにならないことにイライラするくらいなら、今の自分にできることや与えられたことを愚直にやればいいと思う。
大抵、イライラしたり落ち込んだりする時って自分にとって想定外な出来事が起きることから生じるのではないだろうか。
先のことなんて誰にもわかりゃしないのだし、想定外なことなんか毎日起きているはずなのに、いちいち振り回されるのはなんだか馬鹿馬鹿しい。そんなこと頭で分かっていても、いざ日常に浸かると私は忘れてしまいがちになってしまう。
いや、想定していたけれども、いざその瞬間になればすぐに受け入れられないこともある。
そんな時は、感情にどっぷり自分が全て浸ってしまっていて、私は感情に振り回されてしまうのだろう。
どっぷり浸ってしまっている時に救ってくれるのは、他者であったり別の自分であったりする。
気付く時ってのは、やっぱり、自分で有りもしない「おばけ」のような存在を自分自身で作り上げていると気付く時だと思う。
私が言う「おばけ」は、自分の主観の中で作り上げてしまった事実に基づかないこと。
例えば、職場の人に挨拶したのに返してもらえなくて、「その人から嫌われている」と思うのは自分で「おばけ」を作ってしまっている状態だと思う。
そもそも聞こえていなかったかもしれないし、挨拶を返す余裕がないくらい考えにふけっていたのかもしれない。
人は頭が良すぎて、本当か分からないことを繋げて考えてしまうのかもしれません。
もしかしたら、世の中の色んなことを複雑にしている要因の大きな一つが各人がそれぞれ作り上げている「おばけ」なんじゃないだろうか?
他人の中のほんの一部だけ見て、羨んだり遠ざけたりするのは自分の中で「おばけ」を作ってしまっているからだと思う。
「おばけ」を作ってしまってると気付くことができると、目の前がパッと明るく開けた感覚に私はなります。
おそらく「おばけ」を一切つくらない人間はいないのだと思う。だから、おばけを作ってしまう自分を評価しないことは肝心なことだろう。一生、「おばけ」がいつどこでつくるか分からない自分と仲良く歩いて生きたいものだなぁと思う。
おわり。