2017.02.22 【338日連続投稿】
分からないことに出会った時の心得として、まず自分は分かっていないことを分かることが大切なんだと思います。
それは、「分からないことを自覚すること」と言えるのではないでしょうか。
分からないことを自覚するってことは、自分の思い込みで済ませてしまおうとか適当にそれらしい言葉を選んで並べて分かってるフリをしまおうとしている自分に気づくことでもある。
今の自分は、分かってないのに分かってるフリしちゃったなぁと思うことが私はよくあるのです。そのたび、ちょいとばかり心がけざわつくのですが、最近は大分そんな自分との折り合いがついてきています。
やってしまったら、後には引けないから何とか分かろうとするのですが、そんな中で分かったことは、分かったことにはほとんどならないと思います。
分かることより知ったかぶりをしてしまった自分を諌めるために知ろうとすることは、自分を守ろうとしているだけなのではないかと思えてくるのです。
そもそも知ったかぶりも、分かっていない自分がダメだとか、カッコ悪いとか自分で思い込んでいるからなんだろうなと感じます。
だから、分かっていないことを自覚することは、分かっていない自分を悲観的にみていないスタンスなんだろうと思います。
分かっていないから人に聞こうとするし、本から知ろうとしたり、できるんだろうと思います。
分かっていないから、色んなことを知った時の喜びやハッとする感覚があるのだろうと思います。
分かった気になるより分からない方が、なんだか楽しそうです。
分からないことから、先に進むと思います。分かっていたら、そこから動かなくていいですからね。
分からないことを自覚することが、自分の可能性を拓くチャンスになるのだと思いました。
おわり。