2017.02.28 【344日連続投稿】
よく関わっている生徒と久しぶりにやり合いました。
給食時間に次の授業時間が迫ってきていた時に、まだパンが残っていたけれど食べる様子がなく、「まだ食べるか」と聞いたり、口に近づけたりしても食べなかったため「ごちそうさましようか」と声をかけました。そして、片付けようとすると机をちゃぶ台返ししそうになるほど不機嫌になってしまいました。
あ、本当は食べたかったんだなとすぐに思いました。
次の授業も迫っている中これ以上延長は難しかったので結局片付けましたが、その生徒は周りにあるもの全て投げてしまいそうになるほど、気持ちが荒れてしまいました。
ここ1ヶ月ほどは、嫌なことがあっても私に対しては叩いたり引っ掻いたりして伝えることがなく、少し人と接する態度がいい感じに変わってきたと私は感じたいたのですが、久しぶりに私一人では対応できない状況になりました。
担任の先生が私の代わりに対応して頂くと、その生徒は気持ちを切り替えることができて、次の授業に間に合うように向かって行きました。
信頼関係までとはいかないが、少しはいい関係性を築けていると思い始めていたので、少し落胆している自分がいました。
でも、こうやって少し落ち着いて考えると「いい関係性」ってなんだろう?と問いが浮かびました。
言うこと通りに動く生徒と私の関係が「いい関係性」とは言えるわけないと思いますし、むしろここ1ヶ月は我慢していたこともたくさんあったかもしれないなと思いました。
表面的な問題が起こらないことを良しとすることに目を向けてしまっていたのかもしれません。
意識できてないことが必ずあって、それが募りに募って現れたのかもしれないです。
いくら一方的にが上手くいってると思っていても、相手は態度や言葉にしないところで、不安や苛立ちなどを抱えてしまっているかもしれないです。
今現在上手くいっていなくても、またお互い築き上げていこうとする姿勢が大前提にある関係性があるってことが「いい関係性」なのかもしれないと思いました。
今日は、その生徒はその後寝入ってしまったので、また明日からその生徒と小さなことから築き上げていきたいと思います。
関係性って、日々変わるものだし「いい関係性」だと薄っぺらく思い込んだ時には、盲点が生まれやすいのかもしれないなと思いました。
おわり。