2017.05.23 【428日連続投稿】
今日のらくだプリントなら答え合わせをして、よくミスをするときって「ちゃんと確認していないから」ミスが起きているんだと、思いました。
しかし、今月は全問正解の日がわずか2日しかないこともあり、「確認したら、ミスは減らせるんだらうな」と思っていると、気付けば「確認」という言葉に注目していて、算数プリントから飛躍した振り返りになりましたので、書き残そうと思います。
今日のらくだプリントは、5ー37で、3つの数字の最小公倍数を求めるという問題でした。最初は、丁寧にそれぞれの倍数を書き出して、一緒の数はどれだろう?というところから始まり丁寧に進むプリントだなぁと感じていました。
さらに、例えば3・6・9の最小公倍数を求める問題だとすれば、こんな解き方があると自分で理解できるように問題が構成されています。
4・6・9の最小公倍数を求める問題だとこんな具合に解きます。
これのやり方を使えばミスなくできそうで、全問正解できる可能性が高いと思うのですが、私はとてもめんどくさがり屋なので、毎回こんなに書くのは嫌だなぁと思い、すぐにもっと簡単にできるように身の丈に合わない解き方をしてしまうのです。
身の丈に合わない解き方というのは、途中式を書かずに頭の中でやってしまうことが多々あります。
このプリントは32問あり目安時間が8分でした。途中から本当に面倒だなと思って、頭の中でやるようになってしまったのです。
32問解き終わった時点で、4分26秒と目安時間の約半分の時間で溶けていました。いい具合だなぁと思いながら答え合せをしていると、なんと4問ミス。不合格になってしまいました。(ミスが3問以内で目安時間以内に解けていれば、合格)
頭の中でやってしまうということは、自分の世界や主観にどっぷり浸かった状態で問題を解いてしまっているということだと思いました。数字というのは、客観性がある思いますが、頭の中にある数字に客観性はないと思いました。
2・5・8の最小公倍数を求める問題をちゃんと書いて行えば、答えが40になるのは私にとってそうそう難しいことではありません。
しかし、これを頭の中でやると狂うのです。狂ってしまっていたのです。
らくだプリントをちゃんと書いて解くことは、頭の中でやってしまう私にとっては「ちゃんと確認しながら解くということ」だと思いました。
こんなことを思っていると突然、確認する作業というのはらくだプリントだけに言えることではなく、仕事についても言えますし、さらに言えば人間関係においてもとても重要なことなんだと繋がり、痛感したのです。
こっちが頭の中で思っている情報や他人への見方というのは、本当に正しいだろうか?
そういうのを思い込みと呼んだり、盲点に変わったりするものなんだろうな。
自分にとって相手のことを分かりきっていると思うことでも確認がてら聞いてみると、ズレが生じていたなんてことはありそうなことなんじゃないかと私は思います。
ズレていることが、いけないことと言いたいわけではありませんが、確認することは大切なんだと思いました。
「確認する」ということは、計算に止まらず人間関係に及ぶ行為になるんだとハッとさせられたので、今回の記事を書くことになりました。
おわり。