2017.07.01 【467日連続投稿】
6月25日に、私がインタビューゲームを始めるきっかけとなった井上淳之典さんが主催するインタビューゲーム4時間セッションが寺子屋塾でありしたので参加しました。
《インタビューゲームとは??》
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インタビューゲームについて - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ
今回のセッションは私を含め6人が参加し、私は初めてインタビューゲームをされる方と行いました。
【「分からない」と言われるのは、救い】
私がインタビューする側(聞く側)の時に、お相手から「質問の意味がよく分かりません」と言われたことが強く印象に残っています。正直、少し「あら?自分の言ったこと難しかったのかな?」「そんなに伝わらない表現だったかな?」と一瞬頭をよぎりましたが、質問の意図を明確に伝えて質問し直しました。そうすると、私が聞きたかったことが聞けたということがありました。
自分から伝えた相手から「あなたの言ってることが分からない」と言われると、少しは落ち込んだり傷ついた気持ちになることがあるなぁ、と私は思っているんですが、今回インタビューゲームで「分からない」と言われたことには、大して嫌な感じはなく、すぐに「どうやったら伝わるかな?」と考え直し伝え直すようにしていた自分がいました。
「分からない」と言ってくれるのはなんだか「救い」のような気がしました。(その時の振り返りでは「助かる」「嬉しい」と表現していましたが、「救い」がなんだか自分の中ではしっくりきています。)
なぜ「救い」なのかというと、「伝えたこと」と「相手に伝わったこと」は一致しないのですが、その差が埋まる言葉が「分かりません」という言葉なんだと思うからです。例えば、質問してを相手が答えてくれた時に、その答えが「聞きたかったこととは全く別なこと」だったならば、質問した人が修正をしていかないと「聞きたかったこと」はおそらく聞けないでしょう。そもそも質問を発した人と受け取った人の「質問の意味が異なっていること」がズレている原因なのだろうと思います。(ズレは必ず生じると思っています)
ズレの中でコミュニケーションを続けて行くと、そのズレはどんどん大きくなって行くばかりです。
だから、「分かりません」と相手から言ってくれることは、ズレをできるだけ埋める作業ができるチャンスを与えてくれたということなんだと私は思います。
「分からない」からこそ「分かる」に繋がるのです。
よく人の話を聞いてる時に「うんうん、分かる分かる!」と言っている人がいますが、私の中では「なんちゃって傾聴」とネーミングしています。(今つけました。笑)
相手の話を聞いて分かならい時に、むやみに「分かる」というより「分からない」と正直に伝えた方がいい関係性が築けるとおもいました。
まだまだ、多くの気づきがありましたが、今回1つあげるとしたらということで記事を書きました。
他の気づきは今後インタビューゲームをやっていく中で書くことになると思います。
終わり。