2017.09.05 【533日連続投稿】
普段は仕事のことは書かないのですが、今日は残しておきたいことがあったので仕事のことを書こうと思います。
私が勤めている特別支援学校は2学期が始まって本日で3日目を迎えます。
今日は私が担当する日常生活の指導、通称「日生」の授業が2学期で初めてありました。
その授業の中で、朝の会も行います。その朝の会の時に2学期から「ハッピー・サンキュー・ナイス」というものをやり始めました。
ハッピー・サンキュー・ナイスのやり方をざっくり説明すると、みんなで一つの輪になり、嬉しかったこと、感謝したいことをみんなに共有するというものです。特に言うことがなければ、「パス」と言うだけでもいいです。誰か発表した後には、聞いてた人が「ナイス」と返して次の人にいきます。「パス」と言っても「ナイス」と言います。
これにどんな意図があるかというと一言で言えば、「温かい雰囲気づくり」です。(以下のHPから引用しました)
詳しくはこちらに書かれています。
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個人的には、上記のHPでも書いてあるように、「日常の中の淡々とした中に目を向ける機会」を作りたいという想いもありました。
ただ、狙いを定めるより「まずはやってみよう」という精神で、本日ハッピー・サンキュー・ナイスのやり方説明して、まずは職員がハッピーやサンキューを言い、生徒は「パス」「ナイス」を言う練習を行いました。
ちなみに、10名の生徒に対し3人の職員がいます。
個人的には、他2人の職員も乗り気で、生徒は気持ちが良い「パス」と「ナイス」を言っていたと感じました。なかなか言葉を口で発することが難しい生徒もいるのですが、何かしらのリアクションで応えており、私の中では温かい雰囲気になってると思いました。
良かったなぁと思って周りを見渡していると、私の左隣りの生徒がポロポロ涙をこぼしていました。
とりあえず、授業を終えて話を聞いてみました。
「どーした??」
「グッドが嬉しかった」
「あっ、さっきのナイスのこと?」
「はい」
その子にとっては、みんなからのナイスがそんなに嬉しかったんだなぁと思って、温かい雰囲気以上に、私の心が温かくなりました。
とりあえず、ハッピー・サンキュー・ナイス継続してやっていきます。
おわり。