2018.03.21 【730日連続投稿】
先日、3月17日(土)に第6回教師塾を行いました。
今回のテーマは、「学び方を学び、学ぶ人を支える」でした。
今回は、過去最多の18人の方にご参加いただきました。
もちろん、教師の方もいらっしゃれば、教師ではなく教育に関わりある方、学生が集まりました。
今回お招きした講師は、白川陽一さんです。
名古屋市青少年交流プラザに勤められ、ファシリテーションを始め様々な講座の講師もされています。
まずは、今回のテーマがなぜ決まったかですが、「学ぶとは何か?」という問いがきっかけでした。
教師として、誰かに教える立場の人として「学ぶ」ということがどういうことなのか分かっているからこそ、学び手を導けるのではないだろうか。
ざっくり言えば、そんなことを思って今回の教師塾は出来上がりました。
今回は「学ぶ」といっても、範囲はとても広いですから、体験学習(人と人の関係性の中で生まれる体験からの学び)に焦点を当てた学ぶを知ることに重点をおきました。
流れとしては、以下のとおりでした。
・オープニング(西尾の挨拶)
↓
・講師 白川さんの自己紹介など
↓
・チェックイン(グループ内で自己紹介)
↓
・ワークショップ①「ハッピーファーマーズ」
↓
・小講義「学び続けるとは何か」
↓
休憩
↓
・ワークショップ②「ワールドカフェ」
↓
・チェックアウト
ワークショップ①での体験をもとに小講義を聴きながら「体験学習における学び続けるということ(体験学習のサイクル)」を知り、ワールドカフェで話し合うことより個々で体験学習のサイクルを深めていきました。
体験学習のサイクルの詳細はこちらを参照ください
→ラボラトリー方式の体験学習とは | JIEL 一般社団法人 日本体験学習研究所
4時間の講座の中で最も強く思ったことは、「体験学習のサイクル」を生かしたいのであれば、自分自身が学学び手であることが不可欠なことだと思いました。
「学び方を学び、学ぶ人を支える」というテーマで今回の講座を作りましたが、学び方を学ぶということは、まずは自分が学ぶことが必要です。誰かに対して教えるための学びではなく、自分自身のための学びが結果的に誰かの学びを支えることになるのだろうなと感じます。
性格が一人ひとり異なるように、学び方も一人ひとり異なるように感じます。しかし、誰も立ち向かうであろう課題というのもあるのだと思いますし、その課題との付き合い方も異なるのでしょう。
いつまでも決まった答えややり方がないものだからこそ、学び続けるという姿勢が生まれてくるのでしょうね。
参加してくださった皆さんとまたお会いする時には、今回学んだことで深め合ったり、実践されたことをお話しできたらなと思います。
参加していただきありがとうございました。それぞれの場所でいかしていかれることを願っています。
以下は、写真です。
おわり。