2019.02.13 【1054日連続投稿】
私が勤めている就労継続支援B型事業所に発達障害がある20代の方が書くブログがいい感じのクオリティになってきたんじゃないかと思っています。
利用者が書いたブログの一例
飛行機 ですいすい!カンボジア行き航空情報2019! | tomoni earth
就労継続支援B型事業所は、障害がある方で一般就労(企業に採用されたり、公務員になること)が困難な方に仕事を提供する中で、就職に向けたフォローなども行なっています。
〈就労継続支援について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください〉
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就労継続支援B型とは?作業内容や工賃の額、対象者、利用手続きなどを解説します | LITALICO仕事ナビ
昨年の5月からブログの代行を依頼を受け、今までブログなんて書いたことないし、ましてや自分が体験経験したことがないことを書くなんてできるのか?
と本人も私も思っていました。
おまけに毎日(土日祝も含め)1記事書いてくださいという契約でした。
ましてや、ブログを書くメソッドなんて持ってませんでした。
一つの記事を丁寧に書き続けることによって自分も利用者も学んでいくなかで「こんな感じの方がいいんじゃない?」と話し合いながら進めました。
最初の記事は2日かけてようやく完成したのを今でも覚えています。
書く内容のテーマは決まっておらず、ターゲットのみ決まってる状況でとくに、抽象概念を扱うことに苦手を感じることが多い発達障害の方にとっては、難しい仕事だと思います。
書くテーマが決まっても知識もないので、ネットでリサーチして1からそのテーマについて学びます。
嘘は書けないし、どういう構成で書けばいいかも分からないまま試行錯誤しながら進めました。
自分は聞かれたらアドバイスしますが、書くのはあくまでも利用者という姿勢は崩さずに書き続けた結果、最初2日かけて書いたレベルの記事なら1日で4、5記事は書けるようになりました。
また、一例で紹介した記事はSEO対策も考慮した記事で、利用者の独学で書いています。
「この利用者はブログを書くことで生計を立てていくのか?」
と思われるかもしれませんが、成長したのは「ブログを書く力」だけではないんだろうなと思います。
こればかりは、やったことないことをやり続けた人しか分からない話かもしれませんが、どんな仕事にも応用できる「自ら学んで形にしていく力」や「できないことへの取り組む力」は確実に養われているんだろうと思います。
しばしば障害者は一芸に秀でるみたいなことが言われることがあると、私は感じますが、障害者で括ることに違和感しか感じません。
障害があろと、なかろうと一芸に秀でる者もいればそうでない者をいます。
それでも、自分がやったことないこと・できないことに向かい続けることは誰でもできる可能性はあると思います。
そして、やったことないこと・できないことに向かい続けることで当初は思ってもなかったものが手に入るかもしれません。
以上、利用者のブログがいい感じだと感じている件でした。
p.s.
実際に利用者が書いたブログを読んで頂けたら、感想いただければ嬉しいです。
身近な存在なので私が過大評価しているかもしれないので(笑)
おわり。