2019.12.12 【1358日連続投稿】
こちら、約一年前に書いた記事
本日のつれづれ no.955 〜学びと働く〜 - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ
働くと学ぶの両立は難しくも目指していきたいという旨を書いていた。
ちょうど今も、有難いことに一年前よりも請け負う仕事が増えてきたお陰で、うちのB型事業所を利用している方が経験できる幅は広がっています。
しかし、その代わりに質を求められたり責任が重くなったり、という側面も併せ持っています。
でも、去年書いた「仕事には失敗することをよしとしきれない」という部分の認識が私の中で変わってきています。
確かに失敗することで、ちょっと怒られたり、信用がなくなったり、面倒なことが起きたりするんですが、仕事から失敗はなくならないということが分かったんです。
だから、失敗してもいいといいきれませんが、失敗は起こることは前提で、どう失敗しないようになっていくか?
という視点を持つことが、学ぶということに繋がるのだと。
自分が学生の時を思い返せば、ミスや分からないことが面倒くさいから宿題の答えを丸写しなんてやってました。
今思えば、なんて無価値な作業をしていたんだろうかと思いますが、、、笑
ミスしても分からなくていいから、自分でやるという姿勢だったら、もう少し面白く学習ができてたんじゃないかなって思うんです。
でも、それは個人の意識だけではなく、はやり環境が大きく影響をしていると、考えます。
宿題をやらないと怒られるから、答えを写して提出する。
納期に間に合わないと、ミスがあるとクレームがくるから、障害がある人にチャレンジさせない。
それぞれ、失敗とミスの認識を「恐れ」と捉えるか、「成長」を考えるステップと考えるか、全く行うことが異なってくる。
もちろん、仕事をいい加減にするわけではなく、事前に先方に就労に向けて訓練している方々が行うと伝え、調整を行なったり、相手のニーズと汲み、落とし所を確認することが不可欠である。
でも、そういった環境をつくっていくことが、安心して失敗して学べる職場作りになるのではないかと思い出している。
おわり。