2020.04.24 【1492日連続投稿】
「自立とは依存先を増やすこと」
この言葉は、脳性麻痺の障害がありつつ小児科医などで活躍されている熊谷晋一郎さんが発した言葉です。
過去に何度も目にして頭では理解していたはずの言葉なんですが、この後に及んでかなり腹に落ちてきました。
「自立」の対義語として「依存」だと私も思っていたのですが、やはり違ったようです。
自立している人は、適切に依存でき、困った時に困らないくらい依存できる先があることを指すのでした。
自宅にいることを要請されている現在、まさに「自立」が試されています。
自立できている人は、家にいながらも適切に外に依存できる(頼ることができる)人や場所や手段を持っています。
自立できている企業は、適切な依存先がたくさんあるのでこの危機も乗り切れるのだろうという考え方もできるでしょう。
「いかに自立するか?」を考えた時の一つの方法は「孤立しないように、他者と関わりを持ち、お互いの考え・気持ちを確認しあうこと」ではないだろうか?
《本日の晩酌》
Orionビール
たまに飲みたくなる安定さ
おわり。