2020.04.27 【1494日連続投稿】
分かりやすいことが、サービスを提供する側には求められる要素の1つだと思う。
顧客が分かりにくければ、サービスを受けることを躊躇するだろうし、いくら良いものでも伝らければ、価値がないと判断される。
しかし、学習の場面に置き換えてみると、「分かりやすい」弊害が生じることがある。
分かりやすいことは、無駄を省き、効率が上がっていい面もある。
だが、それは既存のものを学ぶ時や既存のものの中で生きていくことにしか効力を発揮しない。
なぜなら、分かりにくいことや誰も答えを持たないものに対して、向き合わないのだから。
分かりにくいことを避けていては、自分の生きる範囲を狭めていくことになる。
分からないことに出会うことを恐れず、分からない時はどうしたらいいのかも学びである。
人生、分からないことだらけなのだから、分からないことを分からないなりにやってみる経験は、大きな糧になる。
《本日の晩酌》
実は、缶よりも瓶派です。
おわり。