2020.05.20 【1517日連続投稿】
言葉があるから、人と人が繋がり、コミュニケーションが生まれる。
そう思っている方が多いのではないか。
でも、その言葉っていう言葉自体なんなのか?
「東京」という言葉を聞いても、
人によってイメージすることは全く違う。
東京タワーをイメージする人もいれば、
浅草をイメージする人もいれば、
生まれ育った街並みをイメージする人もいれば、
渋谷をイメージする人もいる。
「その言葉をその人がどう認識しているか」が重要なのである。
それが言葉を深めることだと思っている。
例えば、
「楽しいことが好き」
この一言は、大いに私たちを惑わす。
楽しいことって、人ぞれぞれなので、何が楽しいのか?
好きってどういう気持ちなのか?
むしろ、言葉は抽象的で不確定な意味を持っているから、コミュニケーションが生まれるのである。
言葉を素直に受け取ることも重要だが、
その言葉をこの人は、はたまた自分はどう認識して使っているのだろう?
そんな原点に立つと、コミュニケーションを怖がらずにいられるのではないだろうか?
むしろ、自分から歩み寄らない限り相手のことが分からないように仕組まれているのだから。
《本日のつれづれ》
SUNTORY「BLUE」
おわり。