名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.1751 ~「自信をつけたい」を紐解く②~

2021.02.21 【1782日連続投稿】

 

昨日は、「自信」の捉え方や「自信をつけたい」と思う根源について考察しました。

 

こちらからも、昨日の記事をご覧いただけます。

hiro22yasu13.hatenablog.com

 

昨日のまとめると、、、こんな話をしました。

・自信がある、ないの概念は「優劣」をつけているから。

・自信をつけたいのはなぜか?が重要。

 

本日は、私が働いている就労継続支援B型事業所(障害がある方の就労支援施設)を利用されている方も「自信がない」、「自信がついたら就職したい」と話される方がいらっしゃいます。

 

そんな場合に私がどう考え、どんなアプローチをしているのかを書いていきます。

 

まずは、昨日も書きましたが、自信を必要としている理由をじっくりと聞いていきます。

ここで重要としているのが、相手に好き勝手に話してもらうのではなく、適時考えを深めていくための質問を入れることです。

 

「就職するため、自信をつけたい」と答える人がいたとします。

 

そんな方には、「なんで就職したいのか?」「自信をつけることと就職することは、どう関係しているのか?」を聞いていきます。

人によっては、例え話をしたりしながら、自分の気持ちと向き合うように促します。

 

そうやって聞いていくと、実は就職するのは「親が言ってくるからだ」「親認められたいからだ」とか、「友達が就職していて、負けたくないからだ」など、色々と分かってきます。

 

人によっては、自信をつけることと求めていることが乖離してしまっている場合もあります。

「認めてほしい」「負けたくない」ために「より良い自分でありたい」=自信をつけたい

となっている場合もあるということです。

そういった方には、「他にもこんな選択肢が考えられますよ」と伝える中で、自分の中で「人と比べることをずっとしていると辛くないですか?」という話も織り交ぜていきます。 

 

中には、これから始めてチャレンジすることに対して「自信がない」と言われる方もいます。

そんな時には、「自信がついている状態ってどんな状態だと思いますか?」と聞いて、本人がイメージしている「自信」と私の思う「自信」を擦り合わせます。

 

そこから「上手くいかなくて、困ることがあるか?」という確認もします。

「失敗して、怒られるわけでもないし、死ぬわけでもない」のだから、失敗がダメだと思っているのはあなた自身で、あなた自身が自分を苦しめていることも、人によっては伝えます。

 

最終的にできることは、「やってみること」から始まるという話をします。

やってみる⇒振り返る⇒振り返りを生かしてやってみる⇒ある程度、続いたら「コツやOKの基準が分かるようになる」⇒見通しがつきやすくなる

「やらなければ、いつまでたっても変わらないままだけど、どうしたいですか?」と確認することは決して怠りません。

やるか・やらないかは相手が最終的には決めることなので、選択肢や現状を客観的にみえるように伝えることが私の仕事だと思っています。

 

以上が、ここ最近感じている「自信について」の考察と私の考えとアプローチでした。

 

【本日の晩酌】

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おわり。