2022.04.29 【2214日連続投稿】
本日は、弊社の利用者がパートの内定が決まった企業さんへ訪問。
GW明けに入社日が決まって、障害者雇用に対しての考えや今後のサポート体制の話をした。
まだまだ数名の就職にケースしか携わっていないが、私がこの業界に入る前・入りたての時期は「障害者雇用」はハードルがある程度高い!という認識があった。
なおかつ、弊社が運営している「就労継続支援B型」というサービスから就職するケースは、全国で利用されている方に対して年間就職に繋がる割合は1~2%の間というデータもあります。
そのなかで、就職をすぐには目指さないメンバーと就職目指すメンバーで場所を分ける環境整備をし、提供する内容を変更することで今年に入り2名の方の就職が決まりました。
一般的に障害者雇用が上手くいかない要因を調べると、
・本人の能力に見合う仕事がない
・企業側の理解不足
と言われることが多いです。
しかし、私の目線から申し上げると、「そもそも一般企業への就職が難しいものだと思って諦めている」「一般企業への就職をしたい気持ちがあっても、行動が伴わない」という側面が根本的にあることが大きな要因だと考えている。
それは、「世間的に障害者雇用は難しい」という先入観と「就職したいと思っても、自分ができるかどうか不安」という自分への思い込みが作り出している。
それぞれを分けて考えると、
世間的に難しいと考えられていることは「共同幻想」であり、自分への思い込みは「個人幻想」である。
だから、他者との関わりと自分の取り組みの事実に目を向けることを大切にすることで、先入観と思い込みを外していくことが「難しさ」と取り除きことが重要で、各々がどうしたら「自分にあった働き方」ができる就職ができるかに繋がるのだ。
それは障害者雇用の問題だけではなく、普段の「難しい」「自分にはできない」ということなどに対して、先入観や思い込みから入っていないか?と思うだけでも、今後の人生がかわるきっかけになるかもしれません。
おわり。