2022.05.06 【2221日連続投稿】
今日は1日平和に終わろうとしていた矢先に、利用者と家族が突然施設にやってきた。
「実はさっきまで警察にいまして。。。」
どうやら、気付いたら電車で1時間以上かかる場所にいて、その間の記憶がない模様。
虚言癖もある方だけれども、家族もパニックになって、本人の言っていることが信じられない半分・もし本当だったら怖い半分といった感じでした。
私としては、無事に帰ってきてくれた以上でも以下でもなく、感じた。
嘘であれば嘘である必要があることであり、嘘でなくても本人がこれ以上解き明かしてほしくないことなのであれば、それ以上は聞かなくてもいいとも思った。
しかし、誰かに迷惑をかけた以上、そのことを本人がどう思っているのかは確認したのみで、帰ったもらった。
本人を信頼するという言葉は聞こえがいいが、信頼しているが本人への圧になったり、期待になったりすることは信頼ではないと思っている。
「信頼しているから本当のことを言ってほしい」という言葉には信頼はないと思っているとも言っていい。
信頼があるなら、その言葉を言わずとも話してくれるからだ。
信頼はどこから生まれるかというと、日々の関わりの中でしか生まれない。
何かあった時でも、何もない時でも、この人は自分を見てくれているのか、どうか分かってくれる人なのか？を認識してもらうことが、信頼のきっかけではないかと思っている。
おわり。
