2022.11.01 【2403日連続投稿】
本日、カタールワールドカップに臨む日本代表メンバーが発表された。
世間では、「あの選手を外して、なんでこの選手が入ってるんだ?」というような声もささやかれる中、決めなきゃいけない局面の監督である森保一氏の気持ちを考えてみた。
このワールドカップメンバー選考は、企業でいうと「人事」に当たる。
新卒採用・中途採用・昇格降格・理事の就任退任など様々な局面が企業でもあるが、決めなければ始まらない。
重要なのは、何を指針に決めるかということで、能力が合ってもその指針に合わなければ外れるものだ。
だから、決める人はどんな人が欲しいのか?を分かっていなきゃいけない。
今回のワールドカップメンバー選考で言うなら、「こんなサッカーがしたいからどのメンバーが必要か?」「ワールドカップで勝つためのサッカーは何か?」「日本サッカーが目指すのは何か?」を考え抜いて分かっている人じゃないと決められない。
それは、監督である森保氏が一番考え抜いてくれているだろう。
私自身は、11名の企業の人事も行っている身であるが、小規模の会社の人事ですら悩むことは大いにあると考えると、森保氏の重圧は半端ないだろう。
結果が求められる仕事だが、責任を引き受けて決める仕事をされている方を私は尊敬するし、ワールドカップの戦いを通じで、この選考がどんな意図で行われたか?を見てみるのも一つの楽しみ方だなと思っています。
おわり。