2022.12.14 【2446日連続投稿】
喜怒哀楽をはじめ、様々な感情が人間にはある。
喜び、怒り、哀しい、楽しいは分かるが、それらの感情が起きているというのはどういう状態か?なぜその感情が起きるのかを理解しようとするのか、振り回されるかで人生は大きく変わる。
『観察力の鍛え方』(著:佐渡島庸平)の中では、「鈴木伸一(2016)不安症をどのように凌ぐか 不安の医学 第23回都民講演会」の参考資料が紹介されている。
・不安 わからないものに対して注意が向く
・恐怖 手に負えないものに注意が向く
・悲しみ 無いことに注意が向く
・怒り 大切なものがおびやかされることに注意が向く
・喜び 獲得したことに注意が向く
・安らぎ 満たされていることに注意が向く
これらを見るだけでも、怒っている人に対して「その人の大切なものが脅かされているということは、その人の大切なものってなんだ?」と、その人を表面的に見ないようになるし、自分に対しても一緒だ。
感情に対して無意識に選んで反応しているのであれば、意識化に持ってきて、自分の癖を理解・受容していくことからがスタートしていけば、感情に振り回されず自分に対してもやさしくなれるだろう。
おわり。