2023.01.27 【2490日連続投稿】
正解主義について①の続きを書いていきます。
正解主義は、昨年からちまちま読み進めていた『観察力の鍛え方』(著:佐渡島庸平)という本で出会った言葉だが、正解主義にハマらないことが重要だと強く感じたので、本書から部分的に印象して紹介したい。
正解主義の中にいると、「すること」にとらわれる。
何をすると、いいのか。どうすればいいのか。そういうことをずっと考え続けている。
自分は何をしたいのか?
そんな自問自答を繰り返す。「する」を積み重ねることで、夢を実現したいと考える。休日の予定ですら、「何をするか?」と考える。僕らは「する」ばかりを考えている。
「する」には、「する前」と「した後」がある。始まりと終わりで区切ることができて、「したこと」を観察しやすい。「したこと」が正解だったのかどうか、判断することができる。
あいまいさを受け入れることは、することに注目しないことだ。
することは「いること」の結果でしかない。「どういるか」を観察して、「あり方」について考えるのだ。
『観察力の鍛え方』p.210~211
「何をするかの前に、どうあるか?」が重要という話は、昨日入社して8ヶ月になるスタッフさんとの面談でも話題になった。
することばかり意識が向くと、心の余裕がなくなってしまう。
だから、することばかりに囚われず、まずは「自分がどういう気持ちでそこにいるか?」を最優先に目を向けることが、結果的に「いいすること」になるのだろうと思っている。
おわり。