2024.09.01 【3061日連続投稿】
息子に絵本を読むことを日々の日課のようにしている。
今日は本屋さんで「しろくまちゃん ぱんかいに」を買った。
何気なく買って家に帰って読み終わり、あとがきをみてグッと来た内容だったので、書き残したい。
内容は買い物に行ったしろくまちゃんとお母さんの一部始終で、しろくまちゃんは大きなケーキを買ってもらいたかったが、結果買ってもらえず。
買えないときのこころを
かいものをとおして、しろくまちゃんの心理が追跡されていく。読者のこころのうちも透明になっていくだろう。
買えたよころびと、買えないことに耐えるこころとがテーマである。その耐えるこころは、あるいは買うよろこびにまさるものかもしれない。とくに今日子どもにとって。
そのふたつをささえるのは、しろくまちゃんのお母さんの心やりである。買いものは、買うことより、買って使う時に意味があることを、ゆきかえりの行為や、家へ帰ってからのページから見て取らせたいものである。
森 比左志
絵本には、学びが詰まっている。
おわり。