2021.06.20 【1900日連続投稿】
本日は、私と愛知県の工業高校の教員をやられている西尾亮さんと運営している「教師塾」として、オンライン読書会を開催しました。
テーマ本は「生きる技法」(著:安冨歩)で、3月に引き続き3回目の開催です。
結果、私と西尾さんも含め4名で実施しました。
読書会と言っても様々な方法があると思うんですが、音読しあって、感想をシェアするという方式を取りました。
この狙いとしては、黙読と音読では、精読の質が変わってくることに由来しています。
また、何度も読んだことがある人と初めて読む人など様々な人の感想が共有される場での化学反応が面白くなりますし、同じ箇所を読んでも解釈は人それぞれあるため、一人で読むよりも理解が深まるという狙いもあります。
今回は第4章「貨幣について」の終わりまで読み進めました。
貨幣について、今まであればあるほど、嬉しいし裕福になれて困ることが少なくなるくらいに思っていたのですが、貨幣を得たり使ったりする目的が極論なんなのか?
といった問いに気づいてはいませんでした。
死ぬ直前まで、お金を貯めていても意味はありませんし、使わなければ意味がないです。
要は使うためには、得ることが必要ですが、貨幣の使い方としては「信頼関係を築くきっかけ」として使用することが目的であることに気付きました。
人間、お金は人と人とを繋ぐアイテムであって、お金を使うことで出会うことができたり、信頼のきっかけをつくることできるのです。
昨今、投資だったりお金の増やし方が注目されるが、お金の本質を忘れてはいけないと思いました。
【本日の晩酌】
おわり。