2016.07.28 【129日連続投稿】
学校は夏休み中です。
その中の人は、夏休み学校の先生が何をしてるのか知らない人が大半だと思います。
僕も講師をやって初めて知りつつあります。
普通校のでは、部活三昧の日々の先生方も多くいらっしゃると思います。
僕が勤めている学校は、部活動がないのでさらに何やってるんだ?と僕自身夏休み前まで思ってました。
今のところ、1日の大半がパソコンとにらめっこしてます。
そんな中、学校内での研修もちらほらあります。
今日は、夏休み初めての研修でした。
内容は、摂食指導について。
僕の学校では、食事で介助を必要とする生徒が多数在籍してますので、かなり重要なテーマです。
講師をされたのは、普段からお世話になっている経験豊富な先生でした。
その研修の内容について書きたいんじゃないんです。
研修が終わって、僕は心地よい気分でした。
摂食のこと以上に、
講師の先生が、教師として、子どもに関わる1人の大人としての在り方・姿勢まで突っ込んで話されたことに心打たれました。
「学校の時間割や周りの教師の目・評価に囚われないで」
「パッと見できているようにするのが指導力がある人ではない。先生が出来るだけ少ない支援で子どもができて達成感を感じてもらうことの方がはるかに大切」
「分からないこと・疑問ががあったら聞けばいい。聞いた分だけあなたが子どもにできることが増えるということ。聞かない人は、自分の立場やプライドしか見ていない。」
「みんなで話し合う環境をつくっていけばいいんです。そうすれば、お互いの考えを知ってさらにお互いが高め合えるじゃないですか。」
「なにより、教師が楽しくいることが一番大切です」
経験豊富な方といえど、こんなにストレートに核心を突くことを言える人はやっぱり素敵だ。
僕が素敵だなって思う教育者は、その人の在り方が何かを通して伝わってくる人だと思った。
今回の研修だって、摂食のことを学びつつ、教師が在り方に、教師同士の関係性まで伝わってきた。
やっぱり何かを続けられてきた人は語ることに深みがあると思った。
そして、講師の先生の言葉でハッとさせられた自分がいた。
とにかく12月まで、できなさそうなことこそ能動的に働きかけていこうと再確認した。
おわり。