名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ

「ひろやす」と聞いて、名前だと思われる方が大半です。

本日のつれづれ no.210 〜毎日初めて会うつもりで接すること〜

2016.09.26  【188日連続投稿】

 

1週間が始まりました。

 

先週は平日に祝日が2日もあったので、ゆったりしてましたが、今週はまたバタバタした平日が5日続くんだろうなぁと思います。

 

月曜からバタバタでした。

 

バタバタの中で最適な行動を取るのは、難しいなぁと思います。

今の仕事は、自分の目の前に見えることだけをちゃんとやればいいというわけではないので、目を前は任して他の場所にサポートに行くといった。目の見えないところを如何に意識して行動できるかが重要で今日の自分には欠けていたなぁと思います。

 

これは反省でしたが、楽しい一日だったと思います。楽しいというより充実していたと言った方が近いですね。

 

そんな学校での一日を過ごし帰りの電車の中でふと思ったんですが、僕にとって楽しいも悩みも充実も反省も人と交わって起こることだなぁと思います。アドラー心理学をベースに書かれた『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』の言葉を借りれば、「全ての悩みも喜びも対人関係から生まれる」といった感じです。

 

そして、大体の対人関係の悩みは自分自身の先入観やプライドなどから生まれ、喜びは自ら勇気ある一歩を踏み出した時に感じるものじゃないかと思います。

 

関わる生徒の中には、言葉を用いてコミュニケーションを図ることが困難な生徒も少なくありません。最近は、生徒の反応に敏感になりつつあるからなのか、どうも自分の解釈が間違っていて生徒とディスコミュニケーションを起こしているようです。それは、ある程度関係性があるだろうという思い込みや先入観があり、その枠から外れた生徒に対して「あら、今まではこんなはずじゃなかったのに、、、嫌われたか?何かに嫌なことしたかな?」と思ってしまうからじゃないかと思います。

 

初めての時は、生徒の行動にとらわれず、ありのままを観ようとしていたにも関わらず、目の前の行動に囚われている自分がいることが1番の問題じゃないかと気付かされました。

 

難しいけれど、毎日初めて会うような心意気で接することが大切なのかもしれません。初めて会う人に対しては、「どんな人なんだろう」と関心を寄せたりします。そういう意味で、毎日初めて会うように関心を寄せることが毎日積み重なるにつれて、関係が築かれるのではないかと思いました。

 

今日も締めは本から言葉を借りようと思います。

 

哲人:「交友」についてアドラーは、こんなふうに語っています。「われわれは交友において、他    

             者の目で見て、他者の目で聞き、他者の心で感じることを学ぶ」のだと。

(中略)

哲人:子どもたちが最初に「交友」を学び、共同体感覚を掘り起こして行く場所。それは、学校なのです。

 

明日は生徒にも職員にも初めて会う気持ちで学校に行ってみよう。

 

おわり。