私とインドシリーズ第3回目は、インドの国技であるカバディをした時に感じたことから今思うことを綴ろうと思います。
2015.02.27 プリー CSアカデミーにて
CSアカデミーで子供達と交流した。個人的にはカバディが最も心が通えていたと感じる。ルールさえ分かっていれば、言語の壁はあっても、対人関係の壁はないと実感した。(フィジーに留学していた友達も同じこと言ってたなぁ)
なぜ心が通い合うことができたのかというと、どっちも本気でやったから。ラリアット食らわされた人もいたけど(笑)さらにインドのスポーツを楽しそうにやってる姿が対人関係の壁を取っ払ったのかもしれない。だって、スポーツに限らず自分が好きなことを相手が本気で一緒にやってくれると嬉しいに決まってるから。
しかし、その場にいる全員が心から楽しめたかというと、そうではない。ラリアット食らって怖い思いした人もいれば、頑張りすぎて肩が外れた人もいた。スポーツの可能性を感じつつも、課題はまだまだあるなぁといった感じ。
スポーツには競争が必ずと言っていいほど含んでいる。ニモとサシがあんなに仲良くなったのも競争があり、戦友(ライバル)みたいな関係になったからだと思う。しかし、現代はスポーツに限らず、競争の過剰が至るところにはらんでいる気がする。本来の競争は楽しいもので、お互いを傷つけるものではない。
じゃあどうすればいいの?競争するのは、人間本来の欲求であると大学で習った気がする。過剰な競争はよくないことだと、スポーツを通じて学ぶことができる。そんな保健体育の教師がいてもいいじゃないか。
あーそんなことを思ってたんだな。
確かに、大学生の時に唯一出た学会で、こんな考え方があるんだと知った。
(確かに、発言していたのは僕のゼミの教授だったと思う。)
でも、今思うことはあの時一緒にカバディをやったCSアカデミーの生徒はどんな事を感じたんだろう?
そういえば、ちゃんと聞いてなかったな。
楽しそうには見えたけど。
でもね、その後の関係性をみればカバディをやったからこそ繋がれたものはある。
拙い英語で将来の夢とか聞いたな。
サシは今でもメッセンジャーで連絡を取り合っているしな。
やっぱり今は学校現場で働いているから、そこに繋げたくなるな。
子どもと一線を引くように接する教師もいれば、
子どもと対等の関係で接する教師もいる。
一線を引くと信頼を得るのは難しそうじゃないか?
子どもの気持ちがそれで分かるのか?
対等だと子どもに舐めれらませんか?
ちゃんと子どもを叱ることができるんですか?
いろんな意見が出てきそうだな。
何が1番大切なのか?
当たり前だけど、信頼関係を築くことだと思う。
でもここからが難しい。
どうやって築いたらいいの?
それは、その人なりのやり方があるんだとうが大切なことがある。
「子どもを尊敬すること」
「一人の人間として尊敬する」
尊敬がないところに信頼関係は生まれない。
教育に関わってると色々大切にしたくなるけど、
僕は本当に大切なものを見失わずにいたい。
尊敬については、また今度書こう。
おわり。