2018.12.15 【994日連続投稿】
第8回目となる教師塾。
実は、8月に行った第7回目を企画し始めるよりも早く始動していたのが、今回の第8回目の企画でついに当日を迎えました。
今回講師にお招きさせて頂いた瀬尾さんは、高校で宗教科目を担当されている方だ。
哲学対話という手法を用いて、「考える」ということをもっと日常的なものになって欲しいという思いを込めて、「今日からあなたもテツガクシャ」というタイトルにした。
当日を迎えた今日、始まる前知り合いの人が私に少し不安そうに話しかけてきた。
「今日って難しいことやるの??」
なるほど、「哲学者」でなく「テツガクシャ」とポップに変えたつもりだったが、「てづがく」という言葉はちょっと敷居が高いというか、手軽に取っつきやすいものじゃないって思われてるんだなって思った。
今回私は、バリスタマンとして挽きたてのコーヒーを提供させて頂きました。想像以上に皆さんコーヒーを欲して下さってドタバタしましたが嬉しかったです。
私自身、ワークには参加せずに客観的な立場で見させて頂いておりました。
「普通とは?」ということを主軸に参加者の皆さんで話している場面が印象的で、同じ「普通」言葉でも一人ひとりが話す「普通」という言葉の意味は全く異なるということを感じました。
自分が持っている意味を相手に押し付けるのではなく、知って頂く。
そのスタンスで使うことができたら、なんだかいいなって思う。
あなたが使う「普通」ってこういう意味ね。
ということが分かれば、私が使っている「普通」ってこういう意味なの。
そうすれば、お互い「普通」と言っていたことが、「普通」を使わずに表現できるきっかけになるし、互いの理解が深まる。
また、お互いの思っていることを出し合えるのは、同じ言語を持っているからなのだろう。
なるほど、哲学っぽく対話するっていうことは、自分の頭にある認識をいろんな角度や別次元で見れるようにするきっかけに得るのだと思いました。
4時間の長丁場のイベントでしたが、皆さんありがとうございました。