2016.12.01 【255日連続投稿】
今日は今年度3回目の参観日でした。
いつもより少しピーンと糸を張っているような雰囲気で過ごしていた気がします。
いつも通りを見てもらうはずの参観日ですが、はやり保護者の目があると少し気を張ります。
いつも通りを意識してる自分がいて、それはもういつも通りではないなと思って、意識するのを辞めました。
そんな中でいいこともありました。参観日だからなのか分かりませんが、普段僕1人で2人を担当して個々の障害を克服・改善するための授業があるんですが、今日は他の先生が1人を受け持ってくれて、マンツーマンで授業が出来ました。
いつもどおりの2人を見る状況では、時間が取れないこともあり、せかせか急がせたりして、生徒を怒らせてしまうことがここ最近だったんですが、今日はいつもよりはゆったりした気持ちで関わることで、いつもよりコミュニケーションが取れたような気になりました。
それは単に、2人見るところが1人になったからだけではなく、僕の気持ちが急いでいなかったからなんだと思います。
いつもよりは時間があるとは言っても、50分で終わらなければならないのが学校です。50分の枠があったから、のびのび出来たと感じられたのだと思います。そもそも50分の枠がなければ、のびのびもないでしょう。
いつか終わりがあるから、自由に生きたい・やりたいことで生きたいと思うことがあるのでしょう。
そう思うと、今の自分はまだまだだ。もっとできる自分にならないと。。。
そんなことを僕はよく思っていました。
でも、今の職場である特別支援学校で働いているとできるようにならないと、自由に生きること・やりたいことをやって生きることを望んでいた自分に「?」です。
生きているだけで素晴らしい。
終わりがあるから生きるということが輝く。
だから、
急いでも
できるように高みを目指しても
ゆっくりしても
まったりしても
大差はないんじゃないかな。
職場であり、学び場でもある学校という場所にもう少し居たいと思います。
おわり。