2022.05.08 【2223日連続投稿】
本日は私が23歳から始めた、らくだメソッドの算数数学の中学生3年生の課程が修了しました。
らくだメソッドは、子どもが自力で学んでいく教材として開発されました。
しかし、私が6年間通っている名古屋市中村区にある「寺子屋塾」では、大人の方が塾生の8割以上で、大人がらくだプリントを行っています。
らくだメソッドをやると何が学べるのかを列挙すると、キリがないのですが、あえて一言で私が学ぶ前に期待していたことを言うと「独学の姿勢を身に付ける」ことでした。
「独学」は、「独りで学ぶ」ということです。
学生時代は、担任の先生がいたり、親がテストの結果をしたり、友人がいたりして「他者の目が大人よりも影響して学ぶ」ように思います。
しかし、大人になれば仕事などで結果は期待されても、学ぶ過程に寄り添ってくれる環境はほぼありません。
それこそ、会社での人材育成は会社が育ってもらいたい目的があり、独学ができない中で自分が学びたいことを学ぶためには、お金を払って学ぶ必要がある環境になります。
だからこそ、「独学」というのは、長い人生において自分が進みたい方向に進むためには不可欠なものだと思うのです。
独学ができないと、それこそ周囲や世間の流れに身をゆだねて本当に進みたい方向が分かっても進むことができなくなります。
(本当に進みたい方向が見つけにくい環境でもありますが)
そんなことを期待して始めたらくだプリントは、毎日1枚プリントをするという型があります。
当初は、毎日続けることを目的として続ける中であとから様々な学びがついてくるのでした。
毎日続けることが目的で始め、様々な学びが受け止められるようになると、「学ぶ」ということが自分の中で「自分で体験・経験したことをどう捉えるか?」であること・自分の考えと他者の考えを共有することで生まれるシナジーが存在することを気付きます。
その中で、特に私の場合は、「先を進めるために、完璧に準備しないと進めない」性分であることが分かりました。
それは、仕事でもプライベートでも一緒で良くも悪くも、自分の性分です。
大切なのは、自分の性分を自覚した上で、状況に応じて生かしたり勇気を持って変化することです。
知らないと変化するのは難しいですから、形として残るらくだプリントが自分の性分を鏡のように映し出してくれました。
さてさて、これから数学の高校分野に進んで行きますが、目的を持たず学んでいくことが私の中で必要な要素でもあると思っているので、淡々と進めていけたらと思います。
おわり。