2018.05.18 【788日連続投稿】
今の私の主な仕事のフィールドは福祉なのですが、前の教育というフィールドでも同じく感じていたことで、「人のために」「子どものために」ということがそこで働くのであれば、根底になければならないのだと思っていました。
でも、「人のために」と動けば動くほど報われないことが起きると「こんなにも人のために頑張っているのに...」となってしまうことに気付きました。
また別の言い方をすると、「こんなに頑張ってるんだから、あなたも頑張りなさい」という思考に陥ってしまうこともありえます。本来、子ども自身や当事者自身の生き方があるにも関わらず、そこにズケズケと踏み込んでいってしまう可能性があり得るわけです。
そもそも何の為なのか?ってことを他人など自分の外に求めすぎることがそのようなことを引き起こすのではないかと思うようになりました。
自分のためっていうと自己中心的のような捉え方をされるかもしれませんが、自分のエゴを見ようとせず、外に目を向けている時点で子どもや当事者の目に見えないことを理解することはできないような気がします。
だから、まずは自分のエゴをキチンと見ようとすることです。
認めなくてもいいから見ようとすることから始まります。
自分にとっていいことをする。
それが他人にとってもきいことであった。
初めはそれでいいと思う。
他人のためになろうとしても、他人のためになっているか本当は分からないのなら、まずは自分のためでも別にいいと思う。
自分のためであったことが他人のためになるかもしれないし、他人の迷惑かもしれない。そんなこと自分のために動いたこともない人が分かるはずがない。
自分のために動いたことがある人が、結果的に人のためになってると思う今日この頃です。
おわり。