2017.10.25 【583日連続投稿】
フェイスブックには、過去のこの日という機能があります。これは過去の今日の日付に投稿した記事やシェアした記事などが見れるというものです。
毎日、この機能で過去の自分が投稿した記事を読んでいるのですが、時々誰かの投稿をシェアした記事がある日もあります。
シェアする記事には、その時の気分でなんとなくというものから、これは自分にとってとても大切だと感じたものまで様々あります。
その中で、昨日の過去にシェアした記事を読み直し、改めて今動いているSTEPのイベントを作るということが、「作り手が何が学べるのか」ということを考えるきっかけとなりました。
シェアした記事
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http://www.wakudokidoki.com/entry/2015/10/24/105850
この記事を書かれた安永太地さんは、今年の3月末まで名古屋市覚王山にある「ことばこ」という私塾で働かれていました。
また、STEPの発起人で代表でもある方です。
その方が、2年前に岐阜の可児高校に勤められていた浦崎太郎先生がシンポジウムの場で話されたことや安永さんが実際に浦崎先生へ質問された中で、感じられたことが書かれています。
その中で、今でもこれは大切だよなぁと思うのはこの部分でした。
なによりも
アクティブラーニングをする上で最も必要な力は
教師が「自ら考える力」が備わっていないと
「自ら考える力」を養う場を作れるわけがないっ!ってことです。
何がアクティブラーニングなのかという話は置いておいて、話し合いや対話をさせたい場を設けるということは、教育者であれば誰もが経験することではないかなぁと私は思っています。
教師であれば、クラスや授業で。
家庭であれば、家族会議などで。
塾であれば、生徒と対話する場で。
また、子ども対象のみならず、職員や地域での会議などで教育者同士が対話をするなど、誰もが話し合いの場や対話の場にいると思います。
安永さんが「大学生がどうすればこれらの力(自ら考える力、場をつくる力など)をつけられるのか?」と浦崎先生へ質問しました。
浦崎先生曰く、「プロジェクトをするしかない」と答えられたそうです。
プロジェクトが抽象的な物言いですから、具体的に言うと
「自ら考え、自ら創る」ことでしょう。
プロジェクトと聞くと、例えばイベント主催や学祭に関わるということを連想してしまいそうですが、単に言われたことをやるっていう関わりではこれらの力が身につくとは思えないです。
何か学びになるものじゃなくてもいい。
友達を誘って、BBQをする計画を立てることでも力はつくと思います。
BBQやるってだけでも、日時・場所・道具・移動手段・買い出し・・・などなど考えることはたくさんあります。
ましてや、誰かにきてもらって何かを学んで欲しいと思って場をつくるってことは相当考えることになると思います。
分からないけど、分からないなりに分からない状況でできる最大限のことをやっていたら、そのプロジェクト自体は上手くいくか分からないけど、必ず力がつくと思います。
私自身、このシェアした記事の最後にあるSTEPのイベントを時間が許す限り取り組んだことは、今でも何かを作り上げる上で重要な考え方の一部となっています。それは自分事としてやってなかったら、今の自分はないんでろうと思います。
学校現場に入った今では、授業のみならず行事を進めたりすることは、プロジェクトだなって感じます。自分で抱え込まないけど、自分事としてやらないと進まないし、いいものなんて生まれないです。
あの時の経験が今生きてるのかもしてないと、修学旅行が終わりまもなく文化祭という今の時期になって感じました。
おわり。