2021.07.05 【1915日連続投稿】
平等と公平は同じような認識で使用されることがしばしばあるが、
「それは異なる」という発言もしばしば耳にする。
耳にするたびに納得するが、また忘れるの繰り返しで来てしまっていた。
しかし、今回は仕事で説明する必要がありそうだったので、自分なりに考えてみたら、平等と公平は次元が全く違うことを言っていることに気付いた。
平等は、みな同じようにな物を与えられたり、払ったりすることが平等である。
(例:去年あった国民一律10万円を給付する、食事に行った際に割り勘するなど)
公平は、みな同じ行為をすることができるような環境にする状態である。
(例:誰もが最低限困ることなく生活できる、誰もが授業で学ぶことができる)
公平にしようと思えば、平等にはならないことがある。
文字が書けない子供が授業についていくためにタブレット端末を使用することに対して、5年くらい前では「なんであの子だけ特別なのか?」という議論が起きた。
逆に平等にしようとすれば、公平にならない時もある。
仕事の後に焼き肉を食べに行ったとして、たくさん食べる人もいれば、飲む人もいて、自分は全然食べないし飲まなかったけど、支払いは平等に割り勘だったら、「?」を感じる人はいるだろう。
要は、平等が大切か?公平が大切か?ではないのである。
このごとに置いて、どれが一番納得いくか?という視点で考えるといいのになと個人的に思っている。
【本日の晩酌】
休肝日。
おわり。